4Kプロジェクター半端ないって!!
BenQアンバサダープログラムのモニター企画にて、4K HDRのホームシネマプロジェクター『HT2550』をお借りしたので使用レビューを書かせていただきます。
BenQのプロジェクターといえば以前、フルHDの短焦点プロジェクター『HT2150ST』をお借りしました。これでも十分鮮明な映像だったのですが…
想像以上でした。1.5mで100インチ投影可能なプロジェクター『BenQ HT2150ST』の高画質っぷりに驚愕
今回はさらなる高解像度、4K HDRプロジェクターの登場です。
各フレーム830万画素、3840 x 2160という高解像度の4K UHDを実現。
1080pフルHDと比較して4倍の解像度を誇る4K UHD画質。ピクセル間のぼやけが低減されるため、細部まで明瞭で鮮明な映像が楽しめます。
プロジェクターで4Kってヤバくないですか??
本体の寸法は、幅353mm x 高さ135mm x 奥行き272mm。4K解像度対応にもかかわらず、前回お借りしたHT2150STとほぼ変わらぬサイズ感。幅だけ見るとむしろコンパクトになっています。
電源や設定ボタンまわりの構成はほぼ一緒ですが「MODE」や「ECO BLANK」など、本機にしかない機能のボタンが追加されていますね。
ズームとフォーカスはおなじみのダイヤル式。つまみで微調整ができます。場所を選ばず大画面で楽しめる1.2倍光学ズーム機能を搭載。
BenQの「投写距離シミュレーター」を使えば設置に適切な距離が割り出せます。視聴時の満足感を最大限に高めて、最高のコンテンツを楽しもうぜ。
電源や入力端子系は背面に集約されています。
HDMIやPC用の端子に加え、USB端子も備えています。USB端子があるので、ここに直接Fire TV等を挿して映像コンテンツを楽しむこともできますね。
入力端子
- ミニD-sub 15ピン x 1
- HDMI端子 x 2 (うちHDMI1:HDMI2.0&HDCP2.2 HDMI2:HDMI1.4a&HDCP1.4)
- オーディオミニジャック x 1
出力端子
- オーディオミニジャック x 1
制御端子(PCコントロール)
- RS232c端子 x 1
- USB Type-B x1
- USB Type-A端子x1(給電専用)
- 12Vトリガーx1
HT2550製品情報
排熱口は左右側面に確保されています。排熱機構が優秀なのか、長時間使用してもファンの音がうるさく感じることはなかったです。
付属品は、クイックスタートガイド、マニュアルCD、リモコン、単4形電池、電源ケーブル(約3m)となっています。HDMIケーブル等は同梱されていないので別途用意しましょう。
リモコンは軽くて持ちやすくボタン操作もしやすいです。
ボタンを押すとバックライトが光るので、部屋を暗くしてもボタンが見えなくなることはありません。うれしい。
外観仕様の紹介はこんなところで、さっそく設置&投影してみましょう。
本体底面の調整脚で投影先の高さ調節を行います。
試しに自室のクローゼットの方に投影してみました。白い壁と茶色のクローゼットで不格好ですが、思いのほか綺麗に投影されて驚き。初回起動ではウィザードに沿って配置場所などの設定を行います。
対応言語多すぎて笑う。
手元にあったNintendo Switchと接続。茶色のクローゼット部分はやや見づらいものの、ゲームプレイもわりと普通にできました。
プロジェクターと壁の距離は約3mの位置に配置。スクリーンのサイズ感としては、幅203cmで、高さ113cmだったので、大体92インチくらいでしょうか。
自室に43インチのPCディスプレイ、リビングに同サイズのテレビを置いていますが、その倍以上のサイズ。「ホームシネマプロジェクター」の名前どおり、プチ映画館です。
Nintendo Switchで軽く遊んでみて「あ、これすごいわ」となったので、自室の本棚等を移動して広めの壁を確保。先ほどのクローゼットと違い、一面まっさらな白い壁に投影すると、遠目で見ればテレビ画面と見間違うかのような綺麗さ。
PS4(残念ながらProではない)と接続してみると、小さめの文字もよほど近寄らない限りハッキリと読めます。この写真、テレビやディスプレイじゃなくプロジェクターで写してる壁ですからね。記事書いてる自分でも疑うレベル。
実際にゲームプレイしてみようと思ったら部屋に子どもたちが乱入してきて、最高のテンションで影遊びをはじめました。「え〜!?壁がテレビになってる〜!なんで〜!?」と大はしゃぎ。
もちろん僕も大はしゃぎで、いくつかゲームを遊んでみたわけですが…これ迫力と没入感が半端ないです。大画面でゲームするの楽し過ぎて無限に遊べる。久しぶりにHorizon Zero Dawnやり始めたら没入し過ぎて5時間くらい遊んでた。
サウンドもプロジェクターの出力そのままで満足。ちょっと前までのプロジェクターって正直スピーカーしょぼしょぼなイメージ強かったのですが、本機に関しては「え?なんでこんな音質良いの??ヤバない???」って感じです。
5Wスピーカー搭載で、オーディオエンハンサー技術「CinemaMaster Audio+2」を採用。ひずみやノイズのないクリアな音質を実現し、映画やスポーツ、音楽ライブなど、シーンに合わせたサウンドモードも用意。音響にこだわりある人は自分でカスタマイズすることも可能です。
それにしても前回お借りしたHT2150STのフルHDも綺麗でしたが、さらに上が出てきてしまうとは…
ゲーム内の文字も綺麗で不自由なく読めますし
スプラトゥーン2のような動きの激しいゲームも問題なく遊べます。我が家では動きの激しい子どもと楽しく遊びました。
ゲームに続いてアニメや映画などの映像コンテンツも見てみました。Fire TVぶっ刺すだけで、AmazonプライムビデオやNetflix、hulu、dアニメストアなど大画面で見れちゃいます。
動画配信系のサービスだとまだ4K対応のコンテンツは少ないものの、大迫力で見る映像は格別です。しばらく見てなかったブルーレイの映画もついつい引っ張りだしてしまいました。
さっきまで動きの激しかったこどもたちも、あっという間におとなしくなりました。
最後にPCの画面を写してみた様子を紹介。普段使っているMacBook Proを接続。解像度4Kで出力すると、Yahoo!のトップページを4列並べて俯瞰できる広さです。
前述したゲーム画面や映画の字幕等は問題なく読めましたが、さすがにパソコンの細かい文字をプロジェクターで4K出力するのは厳しいものがありました。
まぁ使えないこともありませんが…長時間操作するには難があるので、PC接続する場合の解像度設定はフルHD程度に留めておくのが無難かと思います。
とはいえ写真などの閲覧だけに注目すれば、一眼レフカメラで撮った写真を大画面で鮮明に見ることもできるといったメリットはあります。
やはり4K HDRの真価が発揮できるのは、映像や写真の閲覧など「見る」ことに特化した利用シーンが多いのではないかと感じました。
開封後に電源や出力ケーブルを接続。画面サイズとピント調整するくらいで良い感じの映像が楽しめました。プロジェクターに詳しくない自分でも、難しい操作なしに映画館に居るかのような体験ができ、非常に感動しました。
基本スペックも高く、設定をいじれば細かいカスタマイズも可能ですので、映像や音響にこだわる方も満足できる仕様になっているものと思われます。
気になる価格帯を見ますと、16万〜19万円台程度が相場の模様。4Kプロジェクター市場の中ではお手頃価格のようですが…サクッと手を出すには少々足踏みしてしまうお値段です。
しかしながら実際に使ってみると「それ相応の価値がある」と感じることは間違いないでしょう。ぶっちゃけ「超欲しい」というのが素直なお気持ちです。
お値段の問題に加えて、この大画面を写すスクリーンや壁などを確保する必要もあります。我が家に常設するには少々手狭ですし、個人的にはこのプロジェクターを使うに相応しい家に住めるようになったら購入検討させていただければと思います…w
BenQ HT2550 4K HDR ホームシネマ・プロジェクター I CineHomeシリーズ
そんなわけで、本記事はBenQアンバサダープログラムの提供でお送りいたしました。
本記事のような製品モニター企画やタッチ&トライイベントなど、BenQ製品の様々な魅力が実感できるプログラムとなっておりますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
追記:短焦点4K HDRプロジェクター『HT3550』のレビューも書きました!
圧倒的没入感。短焦点4K HDRプロジェクター『BenQ HT3550』ゲームと映画を大画面で堪能【AD】
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