14インチ並のボディに15.6インチ4Kタッチディスプレイ
デル アンバサダープログラムのモニター企画にて、DellのハイエンドノートPC『XPS 15』をお借りすることになりました。
今回はファーストインプレッションということで、開封と外観レビューを書いてみます。
外箱を開封すると、説明書類と
電源アダプタ
XPS 15本体が入っています。外観素材はアルミ削り出しボディで、ひんやりさらりとした手触り。本体カラーはシルバーでシックなデザインです。
本体裏面も天板と同じくアルミボディ。上下に横長のゴム足が配置され、下部には排熱口があります。
中央の「XPS」ロゴ部分をパカっと開くと、DELLのサポートを受ける際に必要なシリアル番号やバッテリー情報等が登場。外観を損なわないデザイン設計が嬉しいですね。
重さは約1.8kg。15.6インチのノートPCとしては世界最軽量。
最薄面は11mm。
最厚部でも17mmという薄さです。
左側面には、電源端子、USB 3.0端子、HDMI、Mini DisplayPort、ヘッドセット端子が配置。
右側面にはSDカードスロット、USB3.0端子、バッテリーインジケータ、セキュリティロックスロットが並んでいます。
バッテリーインジケータは、本体を閉じた状態でも表示可能。LEDランプ右のボタンを押すと残量が表示されます。本体を起動せずにバッテリー残量が確認できてありがたい。
天板中央のDELLロゴは印字ではなく彫ってあります。
ビジネスシーンに最適な高級感溢れるスタイリッシュなデザインです。ここまでの外観としてはインターフェースの違いはあれど、13インチモデルのXPS 13と大きさ以外はほぼ変わらない印象ですね。
続いて本体を開いてキーボードの方を見ていきます。
本機は幅357mm x 奥行き235mmというサイズにフルサイズのキーボードを搭載。パームレスト部分は軽量かつ堅牢性にも優れたカーボンファイバ素材を採用しています。
こちらもXPS 13とほぼ変わらずですが、パームレスト部分にはかなりの余裕がありますね。XPS13と比べて余裕がある分、エンターキーや上下左右キーなどを大きくしてほしかったというのが正直な感想です。
それでは電源を入れてみましょう。電源アダプタをコンセントに繋ぐと、XPS13と同様に端子部分が光ります。
電源端子を本体に差して
電源ボタンを押すとランプが点灯。
キーボードのバックライトも光ります。
Windows 10搭載で起動も高速。
14インチサイズ相当のボディに15.6インチのフレームレスディスプレイを搭載。解像度4K Ultra HD (3840 x 2160)のInfiniteEdgeタッチディスプレイとなっております。
ベゼル幅は5.7mm。XPS 13の5.2mmには及ばないものの、このサイズで4Kタッチディスプレイ搭載ですからね。画面の美しさもさることながら、タッチ操作可能というのは非常に魅力的です。
今回レビューでお借りした端末のスペックは、OSはWindows 10 Homeエディション、64bitのメモリ16GB、CPUはインテルCore i7-7700HQ、ストレージ容量SSD 512GBのモデル。
そしてグラフィックカードはNVIDIA GeForce GTX 1050搭載です。ゲーマーなら見逃せないポイントですね。こちらについては別途、詳しく検証してみたいと思います。
最大開閉角度は約140度となります。
打鍵感も程よくキー音も静かですが、やはりエンターキーやスペースキーの小ささが気になりました。サイズが大きい分、キー配列の再考は検討していただきたいところですね。タッチパッドの操作感は悪くないです。
ディスプレイの美しさも申し分なく、タッチによる選択やスクロールができるのも直感的で便利です。解像度を4Kに設定すると作業領域が広くなる一方で、細かい文字が読みづらいのが難点ですね。ガッツリ作業するのであれば、4Kの外部ディスプレイに繋ぐとより効率的かと。
パタンと閉じればスリープ状態になります。スリープ中は前面中央のランプが光って格好良い。
15インチノートとしてはとても軽いので、持ち歩き可能なハイエンドノートPCを検討しているのであれば有力候補になることは間違いないでしょう。ただし、アルミボディなので冬場は冷たい。
というわけで、ザックリとしたXPS 15のファーストインプレッションをお届けしました。
次回はゲームのベンチマーク測定などをお届け予定です。お楽しみに。
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