スタイリッシュかつハイパフォーマンス
デル アンバサダープログラムのモニター企画にて、DellのノートPC『XPS 13(9380)』をお借りしたのでレビューします。
XPS 13は、世界最小の13.3インチWindows 10搭載ノートPCです。今回お借りしたのは、新色の「フロスト&アークティックホワイト」モデル。
アルミ削り出しボディによる高級感のある外観デザインは健在。
最薄部分は7.8mm。
最厚部は11.6 mm。本体幅は302mm、奥行き199mmとなっています。
インターフェースは、右側面にmicroSDスロット、USB-C 3.1(PowerShare対応)端子、ヘッドセットジャック。スピーカーは両サイドに配置されたステレオ仕様。
左側面にはNobleロックスロット、Thunderbolt 3(PowerShare対応)端子 x 2、バッテリーゲージインジケータが並んでいます。
XPSシリーズではおなじみのバッテリーインジケータ。本体を起動せず残量が確認できます。
スタイリッシュで高級感あるデザイン。
所有欲を満たしてくれます。
排熱・冷却機能についても、デュアルファン&デュアルヒートパイプを搭載。薄型の筐体でもファンのノイズを抑え、優れたパフォーマンスを実現します。
ディスプレイを開くと、アークティックホワイトのキーボードと、13.3インチの4K Ultra HD (3840 x 2160) InfinityEdgeタッチディスプレイがお出ましです。
ディスプレイは最大約140度まで開きます。
ベゼル幅はわずか4mm。
既存モデルとの違いとして、Webカメラが下部中央から上部へ移動。デル最小2.25mmのHD Webカメラを搭載。高度なノイズリダクションで、よりシャープな映像を提供してくれます。
キーボードはもちろんフルサイズ。打鍵感は軽快で、長時間の文章入力も疲れにくいです。
省スペースに収められている反面、キーボード右側の記号を打ち間違うことも。特に矢印の左右キーとPgUp・PgDnキーが隣接しているため、しばしば操作に戸惑うことがありました。このあたりのキー配列はもう少し検討していただきたいところです。
パームレストはグラスファイバー素材を採用。肌触りがよく、かすかなぬくもりを感じます。腕時計を装着しながらでも、本体への傷付きを気にせず使用できる点が個人的に好感触。
指紋認証リーダーが一体化された電源ボタン。パスワード入力不要で、スッとログインできて快適。
充電はUSB Type-C経由で行います。コンパクトな電源アダプタと、電源ケーブルを接続。
両方合わせてもポーチに収まるサイズ感ですね。
本体重量は約1.23kg。正直めちゃくちゃ軽いとは言い難いですが、片手で持ってもたわむことがなく、高い堅牢性を実感します。
今回お借りしたのは、第8世代インテル Core i7-8565Uプロセッサー、メモリ16GB、SSD512GBモデル。これくらいのスペックであれば「ちょっと重い作業もいけるだろう」と思い、写真の現像などを試してみました。
先日訪れた「東京ゲームショウ」で撮影した写真を現像。これまでノートPCで写真の現像をすると、操作にもたつくケースが多く敬遠していたのですが、本機ではわりと快適に作業できました。
4K高解像度かつ、発色が非常に美しいディスプレイということもあり、画像や映像を扱う作業にも適しているように感じました。外出先でのブログ執筆や、事務作業も軽快にこなせました。
これなら現地でイベントレポート書いて、リアルタイム更新とかしても良いかもしれない(するとは言っていない)
ちなみにGPUは、インテルUHDグラフィックス620搭載。ドラクエXのベンチマークでは、標準品質(1280 x 720)で「とても快適」との判定。
解像度を上げると「普通」評価になったので、描画処理の重い3Dゲームはちょっと厳しそうですね。
バッテリー駆動時間は、フルHDモデルでは最大22時間の連続使用が可能とのこと。4Kモデルの場合は電力消費量が大きいこともあり、実運用では8~9時間程度は戦えるのでは?という感じでした。
約1ヶ月使い込んでみて、デザイン性とパフォーマンスに優れたスタイリッシュなモバイルノートであることを実感。総合的に見て「ビジネスとエンタメの両立がバランス良く行なえるノートPC」という印象を持ちました。
なお、ディスプレイ解像度が「フルHD」「4K Ultra HD」と2種類用意されていますが、タッチパネル対応は4Kモデルのみとなっていますのでご注意を。Webサイト閲覧やファイル操作を快適に行いたいのであれば、タッチパネル搭載モデルをおすすめします。
コメント