どういうことだってばよ!
表題のとおりです。今年の3月に購入したMac miniのメモリが、ある日急に片側1スロットしか認識しなくなる事態に陥りました。
「なんか動作重いなぁ…」と思い、アクティビティモニタを確認すると、本来メモリ16GBのマシンが8GBになっていました/(^o^)\
念の為システムレポートを見ると、メモリ1スロットが「空き」という表示に。勝手にお盆休みとらないでほしい。
とりあえず手元ですぐにできる対応として、SMCリセットやNVRAMリセットを試すも変化なし。
一応本体を分解してメモリがきちんと2スロット刺さっていることも確認。メモリのここ、空いてませんよ。
さすがにメモリ8GBでゲーム開発とかしんどいので、Appleサポートに問い合わせてみました。
Appleサポートにチャットで問い合わせ
電話だと操作しながら話すのが大変なのでチャットで問い合わせ。チャットの場合はサポートページのURLやスクショで状態の共有もしやすく、やりとりのログもテキストでメールしてくれるので便利。
まずは状況の共有とOSバージョンの確認。最新バージョンにアップデート済みであることや、SMCリセット等を試した旨を説明。Appleサポートとしてもまずはこの2点を確認する模様。
これでダメだとやはり修理の方向となるようで、Apple Diagnosticsというハードウェアテスト実施するよう促されました。
ハードウェアに問題がないかの切り分けテストらしく、数分で試せるということで実施してみました。
Mac での Apple Diagnostics の使い方 – Apple サポート
そういえば以前、別のMacBook Proでバッテリー容量が突然0%になる現象に遭遇した際に、店舗の方がこれをやってたことを思い出しました。
MacBook Proのバッテリー容量が突然0%になり充電できなくなった件 | Time to live forever
実際にやってみると「問題は検出されませんでした。」と出ました。
残念ながらこのテストでは異常なしという結果が出たものの、実際の状況を見るとやはりおかしいので、点検してもらうことになりました。
実店舗への持ち込みを検討していましたが、Apple正規サービスプロバイダ(正規修理店)の場合、結局はAppleの修理センターへ預ける形になるため配送とあまり時間が変わらないかも?とのこと。
配送の場合はヤマト運輸が自宅まで集荷してくれるということで、こちらの方法でお願いする形に。
配送手配に必要な情報と集荷希望日時を伝えて予約完了。
修理に出す
修理に出すための事前準備をして、集荷当日にMacを預けましょう。
今回は以下の対応を済ませました。
- バックアップを取る
- ファームウェアパスワードを無効にする
- 修理完了確認用の管理者アカウントを作成する
- Mac mini本体だけを預ける
集荷時にヤマト運輸が専用の梱包をしてくれるので、本体をそのまま渡すだけでOKです。
修理状況はWebサイト上で確認可能。修理完了時にメール通知も来ます。
今回は発送当日に修理センターに到着。翌日には対応完了して返送。預けた2日後に、手元に戻ってくるというスピード対応でした。
すごい。
ロジックボード交換で復活
結果的にはロジックボード(SSD一体型)に問題があった模様。ロジックボードを交換した上で、OSを再インストールするという対応に。データは消滅してるのでバックアップから復元してね、という感じでした。
無事にメモリが16GBに復活していることを確認。
スロットにもバッチリ存在していました。
やったぜ。
失って初めてメモリの重要さを知る
そんなわけでTime Machineバックアップからデータの復元を行い、無事に元通りとなった次第です。今回の件で、メモリが半減するとパフォーマンスに大きく影響することを痛感しました…
ゲームアプリの開発マシンとしては、メモリ32GBのALIENWARE AURORAをメインで使っているので、Mac miniに関しては現状の16GBでもそれほど不憫は感じていませんでした。
とはいえまた今回のような事態が発生すると、一気に作業効率が落ちるのでメモリの増設を検討することにしました。幸いメモリの価格も落ちてきているので、とりあえず倍の32GB(16GBx2枚)構成でいこうかなと。
今回試しに分解してみたので、メモリ交換の手順も把握できました。
初見は苦労するものの、一度やってしまえばサクッとできることが分かったので、そのうちメモリ増設してみます。
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