デザイン良し。バランスのとれた完全ワイヤレスイヤホン「Mobvoi TicPods 2」レビュー

デザイン良し。バランスのとれた完全ワイヤレスイヤホン「Mobvoi TicPods 2」レビュー

コンパクトでスタイリッシュなデザイン

Mobvoiの完全ワイヤレスイヤホン「TicPods 2」をお借りして、数週間使用してみた雑感レビュー記事です。

MobvoiはGoogle出身のエンジニア達によって創業された企業です。独自の音声認識技術などを扱った、AIテクノロジーを得意とする企業として有名。スマートウォッチ「TicWatch」や、本記事で紹介する「TicPods」シリーズを手掛けています。

TicPods 2は、Bluetooth5.0搭載の完全ワイヤレスイヤホンで、IPX4の防水性能を備えています。音楽の連続再生時間は約4時間。付属の充電ケースを合わせて使うと、最大20時間の使用が可能となっています。

USB Type-Cの高速充電に対応しており、わずか5分間の充電で約1時間の再生が可能です。充電切れの際にも短時間で使用できるようになるのは助かりますね。

よくあるシリコンイヤーピースは付いていないインナーイヤー型です。ノイズキャンセリングは通話マイクのみ対応なので、音楽を聴く際は周囲の音が入り込みます。電車など騒音が多い環境での使用には向いていません。

対応コーデックはiOSではAAC、 AndroidではaptX/AAC/SBCをサポート。本体の操作方法として「タッチ」「音声アシスタント」「ジェスチャーコントロール」に対応しています。

例えば上下のスワイプで音量調整、長押しで音声アシスタント起動、ダブルタップで次の曲へスキップなどの操作ができます。

ペアリングも簡単。スマホアプリと連携すれば細かな設定変更が可能です。充電ケースのバッテリー残量もアプリで確認できるようになります。

音楽の再生/一時停止は、イヤホンの装着/脱着を検知して自動で行なってくれます。完全ワイヤレスイヤホンの中にはタップで停止するタイプもありますが、とりあえずイヤホンを外せば音楽が停止するというのは分かりやすくて良いですね。

再生/一時停止の操作はダブルタップに割り当てることもできます。

残念ながらその他のジェスチャー操作は固定されており、割り当て変更することはできない模様。この点はもう少し自由度を高めてほしいところ。

音楽再生時のイコライザーも用意されているので、好みに合わせて設定すると良いかと。

音楽と通話以外で地味に便利そうだったのが翻訳機能です。イヤホンの片方を相手に渡し、翻訳した音声を流すといった使い方もできます。

翻訳モードで本体をタップし続けた状態で喋ると、画面上にテキスト化された文章が表示され、自動翻訳された結果が音声再生されます。ハッキリと喋ればそれなりの精度で認識してくれます。普通にすごい。

英語や中国語、ドイツ語にフランス語など、日本語を含めると19ヶ国語に対応。よく海外旅行に行かれる方や、外国語の勉強をする方にも使えそうな機能だと思いました。

そんな本製品、実はグッドデザイン賞を受賞してます。

コンパクトでスタイリッシュなデザインなので、ズボンやバッグのポケットにシュッと収納できます。

他の完全ワイヤレスイヤホンと外観比較してみると、やはりデザインの良さが特出しています。写真左からTicPods 2、AirPods Pro、SoundLiberty 53です。

AirPods Proよりも厚みはありますが、落ち着きのある見た目のTicPods 2が個人的には一番好き。グッドデザイン賞受賞は伊達じゃない。

TaoTronicsのSoundLiberty 53は、5千円前後の価格帯にしてはコスパの高い製品ですが、機能面ではTicPods 2に軍配が上がるかなと。

AirPods Proは高性能なノイズキャンセリング搭載なこともあり、価格も約3万円とグンと上がります。

さすがにAirPods Proのノイズキャンセリングを体感してしまったあとだと、周囲の騒音の入り具合は段違いでした。ノイキャン重視ならAirPods Proが断然おすすめです。

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対するTicPods 2の価格は約1万3千円。ざっくり両者の中間程度のポジションですね。実際に数週間使用した印象としてもそのくらいの感覚でした。シリコンイヤーピースが苦手な方にとっては、価格と性能がほどよいバランスの製品ではないかと感じました。

今回は「ブルー」をレビューさせていただきましたが、カラーラインナップとして「ホワイト」と「ピンク」も用意されています。

ちなみにプラス5千円程度出せるのであれば、上位機種の「TicPod 2 Pro」という選択肢もあります。こちらはヘッドジェスチャーコントロールやウェイクワードでの音声アシスタント起動が可能。スペック面ではマイクがデュアルマイクになっているのと、チップセットがQualcomm QCC3026からQCC5121に変更されているといった違いがあります。

このような選択肢が用意されている点を見ても「格安」と「高性能」に二極化された完全ワイヤレスイヤホンの間に位置する「バランスのとれた製品」と言えそうです。

完全ワイヤレスイヤホンを検討されている方は、ぜひ本記事のTicPods 2も検討対象としていただければ幸いです。

星影

Tech Hunter代表。全文検索、スマホゲーム、チャットbot、IoTとかやってる雑多なエンジニア。 ガジェット、アニメ、ゲーム、そしてインターネットが大好きなオタク。 だいたいTwitterに居ます。

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