やったー!○○でググったら私の記事が検索上位に来てる!!「お前それプライベート検索結果オフでも同じ事言えんの?」

自分のブログ記事がGoogle検索上位に

こんにちは、星影です。
全文検索システムの開発をしていましたが、SEOのことはよくわかりません。

「○○でググったらら、私のブログ記事が検索上位に来てる!」系の声を最近よく見かけます。

おそらくSEOやら何やらに力を入れているような方が、自分のブログ記事の検索結果などを確認した際に声高らかに叫んでいるものかとお見受けします。

他の人の検索結果には出てこない?

しかしながらその方のおっしゃっているキーワードで検索してみると、検索結果にそれらしい記事が出てこない場合があります。もしかしたら皆さんもご経験があるかもしれません。

これは一体どういうことなのでしょうか?

実際に見てみよう

同じキーワードで検索しても結果が一致しないとはどういうことなのか。ウチのブログを例に、実際の動きを見てみましょう。

特定キーワードでググってみる

直近でいくつか書いてる記事に含まれるキーワード「GALAXYアンバサダー」で試してみましょう。

スクリーンショット 2014-05-23 00.11.26

キーワードを入れて検索すると…

検索結果の1番目にウチのブログ記事が出てきました。

スクリーンショット_2014-05-22_20_55_49

そんな馬鹿な。

本家を差し置いて、こんな弱小ブログがGoogle検索結果1位だなんてことがあり得るのでしょうか。

右上を見てみよう

そんな驚きの検索結果から一旦目線を外して、画面右上を見てみましょう。

スクリーンショット 2014-05-22 20.56.08

何やら以前は見かけなかったボタンが表示されています。

スクリーンショット_2014-05-22_20_56_08

アイコンにマウスカーソルをあててみると…

スクリーンショット 2014-05-22 23.41.15

プライベート検索結果を表示しています

(´・_・`)?

プライベート検索結果を表示しない

続いて隣にある地球アイコンにカーソルをあててみると…

スクリーンショット 2014-05-22 20.56.17

プライベート検索結果を表示しない」と出ています。

なんだかよくわかりませんが、試しにクリックしてみましょう。

スクリーンショット 2014-05-22 20.56.31

あれあれ?何やら検索結果が変わりました。弱小ブログの姿が見えません。

スクリーンショット_2014-05-22_23_48_59

ズアッとスクロールすると、1ページ目の下の方にようやくあらわれました。しかも別の記事の方が上位に来ています。どゆことー

検索設定を見てみる

そもそもプライベート検索結果とは何なのか。「答えは大体ここにある」と、勝手に思っている検索設定をのぞいてみることに。

スクリーンショット 2014-05-22 20.57.49

さっそく見つけました。プライベート検索結果。

スクリーンショット_2014-05-22_20_58_05

何やら説明が書かれています。

プライベート検索結果では、自分だけが見ることのできるコンテンツ、コネクションなど、自分との関連性が高いコンテンツを検索結果に表示することができます。

ほほぉ…どうやらこいつが影響してそうですね。

プライベート検索結果とは

先ほどの説明内のリンク先を見ると、こんなことも書かれています。

検索を行う場合、その他の Google サービス(Gmail、Google カレンダー、Google+ など)から関連情報を検索できます。たとえば、今後のフライト情報、レストランの予約、次の歯医者の予約などを検索ページの検索結果に表示できます。

ここで注目すべきは「Google+」です。同ページ内にさらに詳しい説明があります。

Google+: Google+ で自分に表示されるコンテンツ(友だちからの投稿、Google+ サークル内のユーザーから受け取った +1 のリンクなど)が検索結果に表示される場合があります。

なるほどなるほど。

つまりはGoogle+を利用しておりプライベート検索結果がオンの状態だと、検索結果がオレオレ仕様になるというわけですね。

う〜ん…微妙(苦笑)

余計なお世話

はてさてこの機能、個人的には余計なお世話です。

Google先生的にはソーシャルと結びついた検索結果の方が「その人にあった情報が出てくるのではないか」的な感じで提供している機能と思われますが、裏を返せばこれは情報の検疫とも言えるのではないでしょうか。

僕の場合、ただでさえTwitterやはてブなどで偏った情報収集をしています。そんな状態でWeb検索まで情報を狭めてしまうというのは、色々と弊害が出てきそうであまり嬉しくありません。

それにWeb検索エンジンというものは何もGoogleだけではありませんから、Google+依存のこの機能が果たしてどこまで通用するのか?その可能性は未知数です。

デフォルトで無効にしてみる

幸いにも執筆時点では、プライベート検索結果を表示しないという選択肢も用意されています。

スクリーンショット 2014-05-22 20.56.17

検索結果の画面でも地球アイコンを押せば表示切り替えはできるのですが、デフォルト設定がオンになっているため毎回ボタンクリックするのは面倒です。

僕のように「現時点でプライベート検索結果のメリットを感じられない」という方は、検索設定の画面でデフォルトの設定を無効にしてしまいましょう。

スクリーンショット 2014-05-22 20.58.18

検索設定の「プライベート検索結果を使用しない」を選択して、設定を保存します。

スクリーンショット 2014-05-22 20.58.43

これでGoogle+を利用されていない方と同じ検索結果が表示されるようになります。プライベート検索結果のボタン自体も消えるようですね。

お前それプライベート検索結果オフでも同じ事言えんの?

言われる機会があるかどうかわかりませんが…

お前それプライベート検索結果オフでも同じ事言えんの?

お前それプライベート検索結果オフでも同じ事言えんの?

こんなこと言われても胸を張れるようになれるといいですね。という記事でした( ´ー`)

参考リンク

Googleの検索結果の変更で自分がビビりまくった件 | More Access! More Fun!

星影

Tech Hunter代表。マルチポテンシャライト。 ガジェット、アニメ、ゲーム、インターネットが好き。 最近はブロックチェーン界隈をうろついてます。

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