iPhoneのバックアップでエラー
MacでiTunesを立ち上げiPhoneのバックアップをとろうとしたら「iPhone”xxxxx”を同期できません。不明なエラーが発生しました(-50)」というメッセージが出て同期できない状況に陥りました。
いつもと違ったことは、普段はiCloudへバックアップしているところを、Macのローカルに保存するよう変更しただけです。
とりあえず今回はiPhoneのケーブルを外して接続しなおしただけであっさり解消されました。エラー解消後はいずれのバックアップもうまくいくようになりました。
本現象は、OS X Yosemite バージョン 10.10.5、iTunes 12.12.2.25、iOS 8.4.1で発生しました。
ご参考までに。
その他の対処法
「不明なエラーが発生しました(-50)」というキーワードでググると、対処法がいくつか紹介されていたのでまとめておきます。状況によって原因と対策が多岐にわたるエラーのようです。
iPhoneのハードリセットで解決
まずはiPhoneのハードリセットで解決するパターン。リセットと言ってもデータを消去するのではなく、iPhoneの電源を切る「再起動」の強力版です。
→iPhoneのハードリセット(ホームボタンと電源ボタン長押し)
これだけ(笑)。
リセットするとアップル画面に変わって、しばらくすると自動復帰します。
で、iTunesにつなぐだけ。
これで解決すれば楽ですね。
iPhotoのライブラリ再構築で解決
データの復元時に整合性が合わなくなって発生するパターン。iPhotoライブラリの再構築で解決するようです。原因の特定が難しく、ちょっと厄介ですね…
【状況】新iPadを開封後、Wi-Fi接続環境下で普通にアクティベート(「こんにちは〜」ではじまるダイアログに従う)、その際ハードウェア不良などのチェックのため写真を1枚撮影。またAppleIDとiCloudも規定通り素直に設定。
【エラー発生】母艦のiMacに接続してiTunesから復元設定開始。問題なく終了した後、デバイスの名前を変更(復元に使った旧機種の名前と同じままだと混乱するので変えました)。その後、何度かiMacに繋いだり外したりを行い、iPadAirを改めて同期しようとしてエラー-50発現。
【対応】このスレッドを参考に、iPhotoのライブラリ再構築を試行。
新旧2台のiPadをiMacに接続したままoption+comand押下でiPhotoを起動し(iPhoto 6 and later:iPhoto ライブラリを再構築する)、現れたダイアログで一番上の「(iPhotoの)アクセス権の修復」を選択。iPhotoはそのまま起動しておき、iTunesのみを再起動。【結果と考察】新旧iPadとも問題なく同期完了。個人的な考察ですが、最初に新機種で写真撮影したので、iCloud的に矛盾が生じていたのかもしれません。
同じような現象として、iPhotoのキャッシュをクリアする事で解消されたとの報告も見かけました。Appleのサポートページでやり方が紹介されていますので合わせてご参照ください。
「iPod Photo Cache」フォルダについて – Apple サポート
同期の邪魔をしていると思われるアプリを除外してみる
アプリの同期タイミングで問題が生じるパターンもあるようです。容量の大きなアプリを中心に同期の邪魔になっていそうなアプリを転送対象から除外してみると同期が始まったとのこと。
iTunes 10.5 に iPad を接続した状態で【同期】ボタンを手動で押してみたところ、アプリの同期準備が終わったかどうかな頃合いで、同期エラーが発生していることが確認できました。
そこで、もしかするとアプリのどれかがおかしくなって同期の邪魔をしているのではないかと考えて、試しに iTunes 10.5 から、容量の大きなアプリを中心にざくざくと iPad への転送を解除してから【同期】を押してみたところ、アプリの同期準備が終わって、そのままアプリのコピー作業が始まりました。
そして無事、エラーメッセージが出ることなくに終了しました。
同期が終わった後に、削除しなかったアプリを起動させてみると、無事にアプリが起動するようになりました。
その後に iTunes 10.5 で転送解除したアプリを再び転送してみたりしましたけど、その後は同期でエラーが表示されることはなくなりました。この感じだと、やはりどれかのアプリがちょっとおかしくなっていたのかもしれないですね。
何らかのアプリが原因で同期が進まないという経験はありますので、試してみる価値は十分にあるかと思います。
OSのスキン、テーマ、デスクトップモジュールなどを変更する他社製のソフトウェアを消去
Windows XPの話なのでメモ程度に…解決方法 1と2がありますが、ここでは2だけ紹介。
Windows XP の外観を変更するソフトウェアアプリケーションに問題があると、このようなエラーが発生する場合があります。Windows OS のスキン、テーマ、デスクトップモジュールなどを変更する他社製のソフトウェアを消去/削除すると、Windows XP で iPod を同期する際に発生する iTunes の -50 エラーが解消する場合があります。
Windows XP で iPod を同期すると iTunes に「-50」エラーが表示される – Apple サポート
XPはマイクロソフトのサポート切れてますので、早急なアップグレードをおすすめします。
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