『MDNやFirefox OSのドキュメントをみんなで翻訳! Advent Calendar 2014』3日目
この記事は『MDNやFirefox OSのドキュメントをみんなで翻訳! Advent Calendar 2014』3日目の記事です。
@unsoluble_sugar (…きこえますか… きこえますか… 今… あなたの…心に…直接… 呼びかけています… MDNで…なくても… かまいません… #FxOS の…ドキュメントを…翻訳… するのです…みんなで翻訳!のカレンダーを…埋めるのです…)
— Uemura Takahiro (@Uemmra3) 2014, 12月 2
どこからともなく天の声が聞こえたので、微力ながら書かせていただきます。
Firefox OSヘルプ翻訳のすすめ
Advent Calendarの方ではMDN(Mozilla Developer Network)という開発者向けドキュメントの翻訳関連のお話がメインとなっていますが、本記事では一般ユーザー向けのFirefox OS ヘルプページの翻訳について書かせていただきたいと思います。
このページは一般のFirefox OS端末ユーザーが、操作に困ったときなどに見るページです。リンク先を見ていただければ分かると思いますが、すべて日本語で書かれています。
これらは本家のヘルプページを元に、Mozillaの中の方々や「貢献者」の手によって翻訳されたものです。実は、この翻訳作業はだれでも簡単に手伝うことができ「貢献者」として名を残すことができるのです。
この膨大な量をすべて翻訳…と思うと気が遠くなりますが、自分のできる範囲で少しづつ手伝うことができます。今回はそんなヘルプページ翻訳の手順をザックリとご紹介したいと思います。
ヘルプ翻訳を手伝おう
まずはMozillaサポートにアクセスし、サポートのボランティアに参加します。
名前やメールアドレスなどの必要事項を入力するだけで、Mozillaサポートのボランティアとして協力が可能となります。
登録が完了したらMozillaサポートページヘログインして、さっそく翻訳作業を行なってみましょう。
貢献者ツール
サポートページヘログイン後、ヘッダーにある「貢献者ツール」の「L10N計測」を開きます。
左メニューの「L10N ダッシュボード」をクリック。
製品から「Firefox OS」を選びます。
Firefox OSのヘルプ記事一覧がずらりと並びます。
このページでは記事の翻訳状況や、アクセス数などがわかります。
この中から自分が翻訳できそうなヘルプ記事を選びます。
ヘルプ記事を翻訳してみよう
翻訳作業の一例として「Firefox OS で動画を撮影する」の記事を見てみましょう。
「Firefox OS で動画を撮影する」のリンクをクリックすると一般ユーザー向けのヘルプページが開きますが、「更新が必要」をクリックすると翻訳対象ドキュメントの編集画面が開きます。
画面上部には原文の変更箇所の差分が表示。画面下部には日本語翻訳のための編集ツールが表示されています。記事の翻訳はこの画面でそのまま行うことができます。
一画面で差分と原文を見ながら翻訳作業ができるという、非常に効率的な画面構成となっています。
プレビュー画面で変更点をチェックし終えたら「レビュー待ちにする」ボタンを押して、レビュアーの方々に翻訳内容をチェックしてもらいます。
指摘があれば修正作業を繰り返します。問題なければ翻訳結果がユーザーの見るヘルプ画面としてそのまま反映。貢献者として翻訳したヘルプページの下部に名前が載ります。
翻訳したドキュメントは自分のプロファイルページで確認することもできます。
ね、簡単でしょ?
あなたが手助けできるところを見つけてください。
Mozillaサポートでは翻訳以外にも手伝えることがたくさんあります。
Twitterで困っているユーザーを手助けしてあげたり、サポートフォーラムで質問に回答するなど、自分が手伝える範囲でMozillaに貢献することができます。
さぁ、あなたが手助けできるところを見つけてください。
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