コーティングブームが来てるらしい
フジテレビラボさんからサンプル提供いただいたスマホ・タブレット用コーティング剤『Crystalusion』のレビューです。噂によると、海外で来ているコーティングブームが日本にも少しづつ押し寄せているそうです。
以前もSDSというコーティング剤のレビューをさせていただきましたが、今回は画面の保護だけでなく抗菌効果を加えることのできる製品となっております。
内容物はコーティングクロス、クリーニングクロス、説明書の3点。
説明書は英語オンリーですが、使い方は非常に簡単。
番号のついたクロスで順番に端末を磨いて乾かすだけです。
今回コーティングを施すのはiPad mini 2。タブレット端末は保護フィルムを貼る際にどうしても気泡が入ってしまうので、結局何も貼らずに使い続けるケースが多いんですよね。
そして先日購入したHUAWEI P9です。保護フィルムと違ってコーティング剤の場合は、画面の端がカーブしていてもまんべんなくコーティングしてくれるというメリットもあります。
さっそくコーティングしていきます。まずは1番のクロスで磨いていきます。
1番のクロスには汚れ落とし用の液剤が含まれています。
ディスプレイ面だけでなく背面
側面などなど端末全体を磨いていきます。
続いて2番目のクロスを開封。こちらが保護層を形成するための液体「Crystalusion」が含まれたクロスです。1番目のクロス同様に端末全体を拭いていきます。
一応補足ですが、このクロスには端末の動作を損ねるような過度な液量は含まれていません。水滴が塗布されますが気にせず磨いていきましょう。(本液剤で満たしたタンクにiPhoneを10分間完全水没させたあと電源を入れて問題なく動作することが証明されています)
すべての面に確実にコーティングが施すため、クロスが乾くまで塗り続けましょう。全体にコーティングを施したら少なくとも5分間は乾かします。
最後にマイクロファイバークロスで磨き上げてコーティング完了。
Crystalusionは一度の塗布で平均1年間は効果が持続するとのこと。
効果の程は?
正直見た目の変化がないので、パッと見はコーティングされたという実感はありません。
とはいえ指紋の汚れがふきとりやすくなったり、傷も付きにくくなりました。コーティングにより超撥水表面が形成。液体をはじく「疎水性」と油をはじく「疎油性」を持つことで、指紋の原因となる油や汚れが画面につきくく、ふき取りやすくなるとのことです。
ちなみにSDSとの違いは以下のとおりです。
- 画面保護力はSDSと比べて遜色無し
- 指の滑りはSDSの方が良い
- Crystalusionは抗菌効果があり、ガラス面以外の部分やケースには抗菌コーティングが出来る(ガラス面以外は傷防止効果は働きません)
画面保護力はSDSと比べて遜色ないとのことですが、前回のレビューでディスプレイにカッターを入れる様子を動画で撮ったりしてるので、こちらも参考にしていただければと。
スマホの抗菌性についてはこれまで気にしたことがなかったのですが、今回レビューするにあたり提供いただいた資料によると「スマホは日常生活で最も手に触れることが多いため、場合によってはトイレよりも汚い」と言われることもあるそうです。
もちろん利用環境や個人差もあるでしょうが…よくよく考えてみるとありえない話ではないなと。Crystalusionの抗菌効果については以下のように書かれていました。
ASTM規格で実証された抗菌性
抗菌効果、つまり細菌Crystalusionコーティング層上で生きることが出来ません。そして、デバイスを平均12か月間無菌状態に保ちます。
ASTM規格E2180抗菌試験で、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、大腸菌が微生物レベルで99.9%減少したことが証明されました。
冒頭でも触れましたが海外でコーティング剤のブームが来ており、特に欧米では抗菌効果を持つこのCrystalusionが大人気らしいです。個人的には指滑りの良いSDSが好みですが、抗菌性を重視される方はCrystalusionを試してみると良いかもしれません。
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