スマホやタブレットのコーティング剤って実際どうなの?SDSバイオニックコートとやらを試してみた

半信半疑のコーティング剤

フジテレビラボさんからサンプル提供いただいた、スマホ・タブレット向けの画面コーティング剤『SDSバイオニックコート』のレビューです。

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以前からこのような製品があることは知っていたのですが、いかんせん効果の程に信憑性を感じられなかったため手を出すのを躊躇しておりました。ありがたいことに「もし興味があれば」ということで機会をいただいたので、実際に自分の目で試してみようといった次第です。

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「フィルム不要」「塗って拭くだけ」といった謳い文句が並ぶ

パッケージを開けると中身はこの2点のみ。銀色の怪しいパックにコーティング剤が入っている模様。怪し過ぎる。

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説明書を兼ねた紙のケースには、コーティングクロス(白)とファインクロス(ピンク)の2種類が入っていました。

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ほんとにこれだけなのか。

タブレットに塗ってみた

大画面で保護フィルムを貼るのが億劫なタブレット。皆さんはきちんと貼ってますか?

僕は裸で使っています( ^ω^)

というわけで、今回は手元にあったNexus 9をコーティングしてみることに。

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まずは画面のホコリや指紋などの汚れを拭き取ります。

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そしてコーティング剤を表面に垂らしていきます。中身はほんの少し粘り気のある液状でした。内容量も少ないためしずくを乗せるような感じになります。

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コーティングクロスで全面に伸ばしていきます。

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5秒ほど待ったあと、ファインクロスで力を入れて拭いていきます。

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2〜3分程度放置して終わり。

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終わりです。

スマホに塗ってみた

液を少し余らせておいたので、ついでにNexus 6もコーティングしてみました。こいつも保護フィルム貼らずに裸で使ってました( ^ω^)

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残り全部ぶっかけます。まだ結構入ってた。

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先程と同様ふきふき。

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傷に対する硬度を発揮するには一週間ほど置いておくと良いらしいです。

いただいた情報によると、本製品はコーティング剤としては最高級の硬度を持つ製品で

  • JIS規格の鉛筆硬度で10H(一般的なコーティング剤は9H)
  • モース硬度で7.5H(スマホやタブレットのゴリラガラスは5H)

とのこと。

ちょっとよくわからなかったので寝かせておこう( ˘ω˘ )スヤァ…

カッターを入れてみた

ほんとに傷が付かないかどうかテストするために、コーティングから一週間経った時点でディスプレイにカッターを入れてみることにしました。

実際にカッターを入れてみた様子は以下動画のとおり。

SDSバイオニックコートでコーティング後のNexus 9にカッターを入れてみた

ちょっとわかりづらいかもですが、わりと普通の力で切り込みを入れようとしたくらいでは傷は付きませんでした。これが元々のディスプレイの硬度なのか、コーティング剤によるものなのか?正直なところ判断が難しいです/(^o^)\

全力で力入れて壊れるのもイヤなので「ちょっとやそっとじゃ傷付かない」ということがわかっただけでもまぁ良いかなと。

だって液垂らして拭いただけですからね(笑)これなら十分でしょ( ´ー`)y-~~

指紋のつきにくさや表面の滑らかさは向上

一方で指紋のつきにくさや滑りの良さに関しては、何も付けていない状態に比べて体感できるレベルで向上しています。タブレットのフィルム貼りはどうしても気泡が入ってしまうため躊躇していましたが、これだけでも試してみた価値はあったと実感しています。

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大画面タブレットやディスプレイの縁が丸みを帯びているスマホなど、保護フィルムを貼りづらい端末に使ってみると良いかもしれませんね。

本製品ひとつでタブレット1台分。スマホなら2〜3台分の容量となっています。実売価格は3千円程度。保護フィルムを貼っていない端末があるなら一度効果を試してみてはどうでしょう。

星影

星影

Tech Hunter代表。マルチポテンシャライト。 ガジェット、アニメ、ゲーム、インターネットが好き。

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