ブラーバ借りてみた
アイロボットファンプログラムの企画にて、アイロボット社の床拭きロボット『ブラーバ』のモニターに参加しています。
つい先日までルンバ980のモニターをさせていただき購入を検討していたところ、今度は同社の床拭きロボット『ブラーバ380j』をお試しできる機会をいただきました。
我が家は和室以外フローリングになっているので「ルンバとブラーバ、いったいどちらが適しているのか?」など見極めていきたいと思います。
ブラーバを準備する
こちらがブラーバ380j本体。白くて四角い。ルンバと比べるとかなりコンパクトです。
説明書類に
同梱物いろいろ。
まずは本体裏の誤動作防止用テープと赤いストッパーを外します。
充電はACアダプタで行ないます。
本体裏に差し込む形式はちょっと微妙…
なんて思っていたら充電スタンドがありました。
スタンドにACアダプタを接続して
ブラーバ背面の銀色の接続部分を合わせるように載せます。
ガシーン!
実はこちら「急速充電スタンド」ということで、満充電まで通常では約4時間かかるところを約2時間に短縮することができるのです。
ただし、この充電形式を見ればわかると思いますが、ルンバのように自分でドックに戻って勝手に充電してくれるといった機能はブラーバにはありません。
ルンバはこの機能があったおかげで充電の煩わしさが皆無だったので、ブラーバにもぜひ同様の機能を実現して欲しいところです。
NorthStarキューブを準備する
黒くて四角い謎の物体。こちらは「NorthStarキューブ」と呼ぶそうです。説明書を読むと「赤外線通信を発信してブラーバを誘導するための装置」らしいです。
単2電池2本を入れます。
電源を入れ、青色に点灯するランプを部屋の中央に向けて置きます。
ちなみにNorthStarキューブを使わなくても拭き掃除できますが、その場合は以下のような制約を受けてしまいます。
- 掃除できる範囲が狭くなる
- 壁際、家具の脚まわりなどの掃き掃除ができなくなる
- ブラーバが清掃開始地点に戻らない場合がある
要するにブラーバ本来の機能を発揮するためには設置が必須というわけですね。
クリーニングパッドを準備する
本製品にはドライクロスとウェットクロスの2枚が同梱されています。
水拭きだけかと思っていたのですが「乾拭き」「水拭き」の両方に対応しているようですね。
ブラーバで拭き掃除を行なう際は、クリーニングパッド(裏面のデコボコした部分)にクロスを装着します。
クリーニングパッドを外して
使用するクロスを選んでセットします。今回はドライクロスを使ってみます。
クリーニングパッド裏の青いギザギザの部分にクロスの端を折り曲げて挟み込みます。図に描かれていますが、クロスの「タグ」が見える側を下にしてセットします。
こんな感じですね。
クロスを装着したらクリーニングパットをブラーバに取り付けます。
これで準備完了です。
ドライクリーニングしてみた
さっそく自室をドライクリーニングしてみます。
電源ボタンを押したのち、ドライモードボタンを押すだけ。
これでブラーバが自動的に部屋を掃除してくれます。
壁や障害物に接触すると向きを変え、部屋中をなぞるように進んでいきます。
先日までルンバを使っていたため、動作音の静かさには驚かされました。隣の部屋に居たら気付かない程度のモーター音と壁にぶつかる時に音がするくらいです。
掃除が完了すると開始地点に戻って停止します。前述したとおり充電スタンドには手動で置く必要がありますのでご注意を。
ドライクリーニング後の様子
あえて一週間ほど掃除をサボっていた状態でドライクリーニングをかけた様子がこちら。
ほこりや髪の毛、小さな食べかすなどを絡めとってくれています。
掃除後はクリーニングパッドからクロスを取り外して洗います。再びドライクリーニングをかける際にはクロスを十分に乾かしてから使用するという流れです。
ルンバと比べると…?
確かに綺麗になりましたが、ドライクリーニングの場合だと単純に乾拭きを自動化した感じになります。ルンバのように部屋の隅に追いやられたゴミをかき出す仕組みが無いので、正直隅々まで掃除できたとは言えません。
ルンバと比較すると、以下のような点が不憫に感じました。
- 隅々のゴミまでくまなく掻き出せない
- 吸引機構が無いため、溝に挟まったゴミを吸い取ることはできない
- 自動で充電スタンドに戻ってくれない
- クロスを毎回洗って乾かす手間がある
ドライクリーニングにおいてはルンバの方が圧倒的に便利という印象です。
次回は、ルンバでは実現できなかった「ウェットクリーニング」を試してみたいと思います。
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