Firefox OS アプリ開発ガイド
Mozilla より、日本初となる Firefox OSのアプリ開発ガイドが出版されるとの発表がありました。
書籍のタイトルはストレートに『Firefox OSアプリ開発ガイド』となっています。「ついにWebがプラットフォームになる」の謳い文句が感慨深いですね。
最近のFirefoxについて
Firefoxと言えば、2011年から2012年にかけての高速リリースが記憶に新しいという方が多いかと思います。
Mozilla開発者「高速リリースはFirefoxの評判を殺した(´・ω・`)」 – Time to live forever
この試みは内部からの非難もあったようで、中の人は色々と苦労してそうですね。
拡大するモバイルプラットフォーム勢力
モバイルプラットフォームといえば、話題になっているのはFirefox OSだけではありません。
Ubuntu for phones
今年のはじめ、Firefox OSと同じ構想で話題になったのが「Ubuntu for phones」でしょう。Ubuntu for phonesについては、僕も2つほど記事を書いています。
新たなモバイルOSの勢力となるか、Ubuntu for phones登場! – Time to live forever
Ubuntu for phones、まずは2月後半にGalaxy Nexus 向けのイメージを提供予定 – Time to live forever
特に最初の記事へのアクセスが凄くて、皆さんの関心の高さが伺えました。
ChromeOS
そして忘れてはならないのがChromeOSの存在です。
ChromeOSのデスクトップ機「Chromebox」登場!ChromeOSはWindows風へ – Time to live forever
Googleはすでに、スマートフォン・タブレット向けを主としたAndroidを提供しています。しかしながら「Webをプラットフォームにする」という思想にあるのが、このChromeOSです。
Firefox OSとは、「ブラウザを起源としたOS」そして「Webをプラットフォームにする」という思想において、激しく火花が散らされそうな予感です。今後の動向が見逃せません。
Tizen
日本最大手の通信キャリアdocomoが名乗りを上げたことで話題になりました。
【インタビュー】なぜ新OS? ドコモに聞く「Tizen OS」の狙い | RBB TODAY
端末はサムスン製ということで、ガジェット好きとしてはこちらも気になるところです。
Firefox OS アプリ開発者にとっては必須の一冊
今回発売される書籍については
Firefox OS の特徴やアーキテクチャに始まり、シュミレータを使ったアプリ開発の基本から Firefox OS に向けて実装された新しい Web API のリファレンスはもちろん、Firefox OS のユーザインターフェイスを独自にカスタマイズするイロハや、各種デバイス向けのビルド手順まで網羅したガイドブックになっています。
とのことで、これからFirefox OS アプリを開発する方々の教本となりそうな一冊です。新規のOSということで、今からこの本を手にすれば、他のアプリ開発者に差を付けられるかもしれませんね。
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