Surface Bookを触ってきました
2月3日に開催された『Surface Book 発売前日!アンバサダー特別体験会』に参加しました。
Surface Bookは既存のSurfaceシリーズでの要望を集約したかのような、全部乗せスペックとなった最高で究極のラップトップPCです。
Retinaを超える高解像度ディスプレイ
ディスプレイサイズはSurface Pro 4の12.3インチから13.5インチに拡大。解像度は脅威の3000 x 2000ピクセル。13インチのMacBook Pro Retinaの解像度が2560 x 1600ピクセルなので、Retina以上の高解像度となっています。
このディスプレイサイズでこの解像度だとさすがに表示される文字が細かすぎるため、既定DPIは200%に設定されていました。
外部ディスプレイを使わない場合、個人的にはDPI150%程度が良さそうな印象でした。
一新されたキーボードとトラックパッド
キーボードはこれまで薄型だったType Coverから一新。一般的なノートPCのような厚みのあるタイプになりました。
Type Coverと比べて劇的にタイプしやすくなりました。感覚的にはMacBook Proと同等、もしくはそれ以上に気持よく打てました。
トラックパッドもガラス製に変更。
ここだけ見ると完全にMacBookですね。
こちらもType Coverよりスムーズな操作が可能になりました。
マッスルワイヤーロックとダイナミックフルクラムヒンジ
そしてSurface Bookの目玉ともいえるのがディスプレイの開閉ギミックでしょう。
特徴的なヒンジで滑らかな動きを実現。
閉じてる状態からディスプレイ側だけ上げてもキーボードが引っ張られずきちんと開きます。専用のボタンを長押しすると「カチッ」と音がして取り外せます。
このギミックには「マッスルワイヤーロック」という名前が付いてます。ヒンジは「ダイナミックフルクラムヒンジ」と呼ぶそうです。
名称の必殺技感すごい。
取り外したディスプレイはそのままタブレットとして使用できます。…が、キックスタンドが無いので自立はできません。
その代わり、取り外したディスプレイを前後反転させて装着。
そのまま倒して使用することができます。
キーボード側に内蔵されているGPUはNVIDIA GeForceを搭載(非搭載モデルもあり)。
Surface史上「最高のパフォーマンス」を実現しています。
書き味なめらかなSurfaceペン
そしてSurfaceといえば忘れてならないのがSurfaceペンの存在です。
ペンの持ちやすさは健在。
書き味も非常になめらか。これはぜひ実際に体験して欲しいところです。
PCで絵を描く方には概ね好評のようです。ちなみにペン先の替え芯なんかもあります。
ペンは本体の左側面にマグネットでくっつきます。
側面が平らになっているのでグラグラ揺れず安定。
「カチャッ」と心地良い装着感。無駄に何度も着脱したくなります。
Surfaceシリーズは全体的にハード接続時のフィードバック音が心地良いんですよね。細かな部分ですがよく作りこまれています。
カメラユーザーにとっても魅力的
Windows 10より標準のフォトアプリでもRAWファイルの編集が可能となりました。
ハイパフォーマンスなGPUを搭載したSurface Bookであれば現像もサクサク行えます。
Instagram的なフィルターをかけたりもできます。
もちろんLightroomのような本格的な画像編集ソフトとの相性もバッチリです。
USB 3.0端子を2基、そしてフルサイズのSDカードスロットも搭載。一眼レフカメラで撮った写真をすぐに取り込むことができます。
これまでのSurfaceシリーズよりもヘビーな使い方ができるということで、その実力は十分。デスクトップの代替機として検討するのも大いにありと言えるでしょう。
最高で究極のラップトップPC。気になるお値段は…
さてさてここまで素晴らしいスペックとなると、やはり気になるのはお値段です。
マイクロソフトストアでの最安モデルの価格は約22万円(税込)。最高スペックモデルの価格は、実に約37万円(税込)となります。
この価格を高いと感じるか安いと感じるかは、あなたの使い方次第…でしょうか。
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