Kindle Paperwhite ニューモデル
こんにちは、星影です。
世間様がドコモiPhoneの話ばかりで嫌気が差したので、この記事を書くことにしました。
Kindle Paperwhite ニューモデルについてです。
10月22日の発売が発表された、Kindle Paperwhiteのニューモデル。これまで見送っていましたが、今回は購入しようかなぁ!と思っております。
本記事では、Kindle Paperwhiteの購入にあたり、現在所有しているタブレット端末について振り返ってみることにしました。また、なぜ僕がKindle Paperwhiteを購入しようとしているのか、Kindleの特徴も含めその理由を書いてみました。(たぶん合わせて10個くらい)
購入を検討をされている方の参考になれば幸いです。(購入後のレビュー記事はこちら)
目次
現在所有のタブレット端末について振り返ってみる
現在、僕が所有しているタブレット端末は以下のとおりです。
- iPad × 2台(初代、第3世代)
- Nexus 7(初代)
それぞれどんな用途で使っているのかをまとめてみます。
初代 iPad
初代iPadは、第3世代を購入してから使わなくなったので、嫁にあげました。…と言っても、嫁が携帯をiPhone 5に機種変してからは、それだけで事足りてしまっている様子。
自分の写真拡大してキャッキャウフフしたり…デジタルネイティブこわい。
第3世代 iPad
第3世代iPadは、机の脇に配置しています。
- TwitterのTL流す
- カレンダーの閲覧
- YouTube再生
- 電子書籍の雑誌、大判の技術書の閲覧
などの用途で使っています。
最近はMacBook Airでほとんどの作業ができてしまうので、iPadで作業することって特にないんですよね。そんなわけで完全に閲覧用と化していますが、初代と比べるとカクつきも無いし、容量も64GBなので十分に満足しています。
第4世代は買わないんだ?と言われることもあるのですが、前述の理由により、あまり魅力を感じませんでした。
しかしながらいま現在、初代、第2世代を使用されているのであれば話は別です。
Retinaディスプレイの美しさには驚愕するでしょう。また、メモリも増大されていますので、アプリが頻繁に固まったり落ちたりすることも大幅に減ります。
初代、第2世代をお使いの方は、Apple Storeや家電量販店などで、第3、第4世代のiPadを実際に触ってみてください。乗り換えを検討したくなると思いますよ。
Nexus 7
Nexus 7は、iPadと比べると片手で持てますし軽いです。
ただ、基本的に外に持っていくことはありません。
家でくつろぎながら、以下の用途に使っています。
- Pocketに溜め込んだ記事読む
- Kindle本やGoogle Playブックスなどの電子書籍読む
が、最近は動作のもたつきが気になってきましたね…
新型Nexus 7も良いなぁと思っているのですが、値段が少々ネックです。正直こんなに高くなるとは思いませんでした…
フルカラータブレットは、しばらくiPadだけで我慢することにします。
なぜKindle Paperwhiteなのか?
さて、iPadとNexus 7について少々振り返ってみましたが、なんでKindle Paperwhite買うの?というお話をしましょう。
電子書籍を読む端末ということであれば、これまで書いてきたように、iPadやAndroidタブレットがあれば良いじゃん!と思う方も多いかと思います。ですが、電子書籍端末としてKindle Paperwhiteを選ぶのには理由があるのです。
「最高の読書体験、そのための端末」その確固たる所以を紐解きましょう。
電子書籍を読むなら反射光の端末で
e-ink スクリーンを搭載した端末が登場すると、フルカラー液晶端末との違いについてよく議論されます。その傍らで、たびたび上がってくる話題があります。それは、反射光と透過光のお話です。
ザックリですが…
- 反射光:Amazon Paperwhiteや楽天koboなどe-ink スクリーンを搭載した端末、印刷物や映画のスクリーン
- 透過光:iPadやAndroidタブレット全般、テレビやPCモニタ
という認識で大丈夫だと思います。
この認識を踏まえ『世界のしくみが見える「メディア論」―有馬哲夫教授の早大講義録』より、反射光と透過光のお話を引用させていただきます。
マクルーハンの説明はこうです。紙に印刷して読むとき──つまり、反射光で文字を読むとき、私たちの受容モードは自動的に、そして脳生理学的に「分析モード」になり、心理的モードは「批判モード」に切り替わる。したがって、ミスプリントを見つけやすい。
反射光とは、本のページを読むときのように、紙に反射して、そしてインクが染み込んだ文字を浮かび上がらせて私たちの目に飛び込んでくる光をいいます。
分析モードとは、スキャナーが文書や画像の全体をスキャンするように、ドット単位で読み取っていくような情報の受け取り方をいいます。批判モードとは、能動的にチェックしつつ取り込んでいくような情報の受けとめ方をいいます。
これに対し、透過光とは、テレビを見たり、コンピュータのモニター画面で何かを見たりするときのように、ブラウン管やモニター画面から発せられる光線が、私たちの目に映像として入ってくるものをいいます。この場合、私たちの認識モードは、自動的にパターン認識モード、くつろぎモードに切り替わります。
パターン認識モードとは、細かい部分は多少無視して、全体的なパターンや流れを追うような読み取り方をいいます。分析モードの対極にあるもので、多量の情報を短時間に処理しなければならないときは、このモードになりやすいといえます。
くつろぎモードとは、あらゆる刺激に対して感覚器官を開放し、受動的に、送られてくるものをそのまま受け止めようとするような情報の取り込み方をいいます。
ここから、私たちが透過光で文字を読む場合は、何となく全体の流れを追うだけになってしまい、細部にあまり注意を向けることはできません。したがって、ミスプリントを見逃してしまうということになります。
Kindle Paperwhiteに採用されているe-ink スクリーンは、まさにこれと同じ原理が働いており、「分析&批判モード」で読書をすることができるのです。また、e-ink スクリーンは明るい日差しの下でも光の反射がなく、長時間の読書でも疲れにくいのが特徴です。
以前、電車内でNexus 7を出して電子書籍を読んでみたことがあったのですが…日光や蛍光灯の光は反射するわ、外の景色が映り込むわで物凄く読みづらかったです。これが、Nexus 7を持ち歩かなくなった理由のひとつでもあったり(;´Д`)
外出時の読書であれば、やはりe-ink スクリーンを搭載した端末が良いでしょう。ちなみにKindle Paperwhiteの場合は、内蔵型ライトも搭載しているので、暗い場所でも快適に読書ができそうです。
読書だけに集中できる
iPadやAndroidタブレットの場合、様々なことができるアプリが充実しています。PCのサブ的な役割でタブレットを使用する際には大変嬉しいのですが、電子書籍を読む場合はこれが逆効果となってしまうことがあります。
SNSやメールの通知が来たり、用語を調べるついでについついネットサーフィンしてしまったり…読書のためにNexus 7持って行ったのに、結局1ページも読んでねぇ!という経験のある僕にとっては耳の痛い話です。
Kindle Paperwhiteには、Eメールやアプリなどの気が散る機能はなく、読書だけに集中することができます。
軽い
『鉛筆よりも薄く、一般的なタブレットより30%程度軽い。』と銘打っていますが、気になる重量は以下のとおり。
- Wi-Fiモデル:約206g
- 3G+Wi-Fiモデル:約215g
ちなみに文庫本の重さ平均は約160gです。文庫本に近い感覚で読めそうですね。
参考までに、比較対象となりそうなタブレット端末の重量も書いておきます。
バッテリーが最大8週間保つ
Kindle Paperwhiteのバッテリー持続時間は、最大8週間です。8時間ではありません、8週間です。カバンに入れっぱなしだと充電し忘れることが多いですよね。いざ使おうという時に電池切れの心配がないのはありがたいですね。
安い
でもお高いんでしょう?が通用しないのがAmazonさんの凄いところ。
Wi-Fiモデルなら、1万円以下。
3Gモデルは、約1万5千円です。
ちなみに3G回線は無料で使えます。Amazonが3G回線料金を負担しているため、追加費用も煩雑な契約も不要とのことです。最初にこれを聞いた時は、本当に化け物かと思いましたよ。
期間限定で1980円分のクーポンプレゼント
2013年9月4日(水)から11月30日(土)の期間中に、新型のKindle Paperwhite Wi-Fi モデルを購入すると、1980円分の電子書籍用クーポンがもらえます。
Amazon.co.jp: Kindleストア: New Kindle Paperwhite 発売記念 ¥1,980のクーポンプレゼント
クーポンプレゼントの対象はWi-Fiモデルのみとなっていますのでご注意を。
Kindleの特徴
最後に端末固有の話だけではない、Kindleの特徴を書いておきます。
豊富な品ぞろえ
Kindleで読める電子書籍のストア「Kindleストア」は、豊富な品ぞろえが特徴です。
- 和書1万冊を含む5万冊が無料でダウンロード
- 最新のベストセラーやコミックなど、10万冊以上の和書を含む200万冊以上
話題の本もKindle本で出ていたり、Kindle化して欲しい本のリクエストを受け付けていたり、消費者のことを考えた売り方をしているなぁ、という印象です。
Amazonプライム会員なら毎月1冊無料で読書を楽しめる
Amazonプライムに加入されている方がKindle端末を購入すると「Kindleオーナー ライブラリー」という仕組みが利用できます。ベストセラーやコミックを含む数千冊の対象タイトルの中から、毎月1冊無料で読書を楽しめるようです。
Amazon.co.jp: Kindleオーナー ライブラリー: Kindleストア
凄過ぎてわけがわからなくなってきましたか?僕もです。
無料キャンペーン、値下げセールが多い
Kindleストアでは、無料キャンペーンや値下げセールが頻繁に行われています。
Amazon.co.jp: Kindle日替わりセール: Kindleストア
きんどるどうでしょうさんのように、キャンペーンやセール情報をまとめてくださっている方もいらっしゃいます。Kindleを利用される方はチェックしておきましょう。
複数端末間での同期
これはKindle端末に限った話ではないのですが、iPadやAndroid端末にもKindleアプリを入れることで、コンテンツや読書の進捗状況などの同期が可能です。
僕のように馬鹿みたいに端末持っている人間にはありがたい機能ですね。
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