基調講演マジ貴重
Interop Tokyo 2012にて、W3CのCEOである
Jeffrey Jaffe氏の基調講演を聞いてきました。
W3CのCEOが来ちゃうとか、Interop凄い。
今回の講演では、HTML5の話をしてました。
以下、内容をザックリと書いておきます。
レジュメ英語だし、会場でメモも取らなかったので、間違ってるところあるかも(ヽ’ω`)
The Open Web Platform
~次のフェーズに向かうWeb技術によるビジネス革新~
W3CはWeb技術の策定や標準化を手がける非営利団体。
Tim Berners-Leeが設立。
ここ22ヶ月で22の組織(企業)がメンバーに加わった。
日本の企業では、KDDI、NEC、SONYなど。
W3Cでは、HTML5の標準化作業を進めている。
HTML5では、機能性の高いWebアプリを実現する仕組みや、ブラウザやデバイス間の互換性を確保する仕組みなどが強化されている。
仕様の一部は、すでに主要なWebブラウザ(IE9,Firefox,Safari,Opera,Google Chrome,BlackBerryブラウザ,Silk)が取り入れている。
また、HTML5を使ったWebサイトも増えている。
世界のTOP100のサイトのうち、34%がHTML5を使っている。
Percentage of Web sites Using HTML5
Evans Dataの調査によれば、75%の開発者がHTML5を使用、もしくは検討している。
75% of Developers Using HTML5: Survey
tom’s hardwareが発表した、2011年で影響を与えた10人のうちのひとりに
Jeffrey Jaffe氏が選ばれた。
Opinion: The 10 Most Influential People in IT of 2011
近年、Webは世界に大きな変革を起こした。
HTML5によって、これまでと同じような変革が今後も起きるだろう。
すでにいくつかの企業が、HTML5への取り組みを進めている。
AT&Tは、HTML5を中心にモバイルサービスの戦略を打ち出している。
今後、モバイルサービスに多様な付加価値を加えるつもりだ。
HTML5を使ったサービスに取り組んでいるのは、モバイル業界に限ったことではない。
テレビ、SNS、ゲーム、出版、広告業界などでも取り組みは進んでいる。
Webはイノベーションのプラットフォームとして、さらなる発展を遂げるだろう。
「Webがまた大きく変わる」
今日みなさんが会社に戻ったら、従業員の方々にその重要性を伝えて欲しい。
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