保険解約マン
住友生命で10年以上契約していた保険をすべて解約しました。保険内容を冷静に見直してみて「ぶっちゃけ割りに合わない」と判断したため、意を決して解約に至った次第です。
解約したのは以下の保険。
- 生命保険
- クソ高い
- 要らんオプション盛々
- 積み立て資産形成の利回りがゴミ
- 資産形成ならつみたてNISAで良い
- 学資保険
- 20年近くロックインされる
- 配当が子どもの成長に合わせた数回の小出し
- 満了時でも+7,8万程度にしかならない
- 資産形成については同上
- 個人年金
- あっても良いけど上記と同じく微妙
- iDeCoの方が良い
そもそも我が家は夫婦共働きということもあり、貯蓄がわりと普通に出来ており、個人投資の運用も自分で回しているため、不慮の自体に陥ってもおおむねカバーできると判断しました。
仮に病気や障害を患わった場合でも国の医療保険が利用できますし、そこから漏れる状況であれば、諦めもつくので構わないというスタンスです。
何でわざわざ店舗窓口で解約したの?
電話などはせず店舗窓口で解約しました。主な理由は以下のとおり。
- 担当さんに解約の話を持ち出すのが気まずい
- 引き止めや契約見直し等の話が出そうで面倒
- スミセイコールセンターに電話しても担当さんに連携されるっぽい(二度手間)
また、住友生命のサイトを見たところ、解約に関する説明が非常に不誠実だと感じました。
解約方法を知りたいのに「不利益が生じることがあります」「ご継続いただく方法のご提案」が前面に押し出されておりモヤモヤします。
STEP1
契約者ご本人さまから担当のスミセイライフデザイナー、またはスミセイコールセンターへご連絡ください。
スミセイコールセンターへお電話いただいた場合でも、担当のスミセイライフデザイナーからご連絡をさせていただくことがあります。STEP2
有効に契約をご継続いただく方法をお客さまと一緒に考えます。
ご解約の場合には手続書類をご案内します。
「契約内容、お手続きに関するお問い合わせ」ページでは、来店窓口での手続きが最後に記載されています。
ちなみに「スミセイダイレクト」でも契約情報の照会、契約者情報の編集が多少できる程度で、解約の導線は存在してません。何がなんでも契約継続に持っていきたいという意思が伝わってきますね。
とにかくスムーズに解約したかったので、一番守りが弱そうな店舗窓口に突撃してみました(^ω^)
店舗窓口について
来店窓口の案内を見ると、受付は平日の日中にしかやっていない模様です。
ご来店窓口受付時間
午前9時~午後3時30分(土日・祝日・12/31~1/3を除く。
なお、臨時でご来店窓口を閉鎖する場合は店頭にて告知いたします。)
東京都内では3店舗が存在。
一番近い「東京ご来店センター」へ訪問することにしました。
必要書類の準備
窓口での手続きを円滑に進めるため、以下の準備を整えました。
- 保険証券
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)
- 解約返戻金の振込口座情報(カードや通帳等)
- 印鑑(念のため)
東京ご来店センターへ潜入
さっそく「東京ご来店センター」へ潜入。茅場町駅2番出口を出てすぐ目の前の住友生命茅場町ビル内です。
1階には受付等ありません。ビルに入ってエレベーターで6階へ。6階で降りて左手、まっすぐ進んで左に「ご来店サービスセンター」があります。
ドキドキ…
来店後の流れ
昼間に突撃したためか、他のお客さんは誰も居ませんでした。
窓口スタッフは2名。予想どおりの手薄です。鋼の意志と鋭い眼光で解約する旨を伝えると、トントン拍子で手続きが進みました。
- 入ってすぐ目の前に受付券発行の機械がある
- 今回は客誰もいなかったのでそのまま窓口へ案内された
- 解約の旨を伝える
- 軽く解約理由聞かれる
- 固定費用の見直しや他会社で掛け捨て保険入った旨を伝えた
- 「他社さんでも色々なサービス提供されてますよね~」とあっさり受け流される
- 引き止め等は一切なかった
- あくまで参考レベルに聞いた感じだと思う
- 受付票記入(名前、生年月日、電話番号など)
- 解約申込書に対象の保険証券の番号記入
- 保険証券と本人確認書類提示(コピーをとってもらう)
- 該当保険の解約返戻金額の説明、確認
- 該当保険毎に、契約者の名前や返戻金振り込み口座情報を記入
- 口座引き落としにしている場合は、同一の口座で良ければ確認のチェックするだけ
- いずれの書類も印鑑は不要だった
- スタッフさんが諸々の手続きを進めてくれるので受付ソファーで待つ
- 雑誌とか置いてあるので適当に時間潰す(パイン飴も置いてあったのでもらった)
- 今回は3つの保険を同時に解約したからか、15~20分程度の待ち時間
- 最後に書類預かり書(解約申込書、保険証券、本人確認書類のコピー)の確認
- 解約返戻金の振込日について説明される
- 返戻金の振り込み後は10日前後かかるとのこと
以上、終わり。
引き止め等を持ちかけられた場合のシミュレーションもしていましたが、スムーズに行き過ぎて拍子抜けです。当日夜に担当さんから電話ありましたが、タイミングが悪く出れず。
そのままスルーしていたら、翌週には解約手続き完了のハガキと保険料控除証明書が届き、解約返戻金も無事に振り込まれました。
やったぜ。
教訓
担当さんを通すと感情に左右されるので、解約の意志が硬ければ、店舗窓口のまったく知らんスタッフさんに事務的に処理してもらうのが得策です。
以下、生命保険に対する個人の見解です。
- 保険と資産形成の抱合せは割りに合わない商材なのでさっさと解約すべき
- 長期に渡る固定費用。冷静に考えればそもそも契約すべきではなかった
- 社会人なりたての頃に職場での勧誘がしつこく仕方なく契約
- 不安を煽る、感情に訴えかけるような商材に手を出すべきではない
- 何するにも担当さんとのやり取りが発生するため気が重かった
- 契約に感情を持ち込むべきではない
- 金融リテラシーは若いうちから身につけるべき
- 身の丈に合う商材、かつ自分が納得できる範囲であれば個人の自由
なお生命保険だけは、ネットで加入できる掛け捨ての安価な保険を契約しました。死亡時に2,000万円の保障がおりるタイプで、月額2,000円台です。
保険の追加や契約変更等もネットで完結するのでストレスフリーです。状況に応じてライフプランの見直しが必要になることも多い時代なので、臨機応変に対応可能な保険が自分には合っていると感じました。大手がやってるものであれば、保険内容もシンプルで選択の幅も広いです。
保険と資産形成は別に考えましょう。
現場からは以上です。
住友生命の営業担当が嫌いで解約を決意した者です。
担当には会いたくないし、コールセンターは繋がらないしで困っていたところでこちらの記事に辿り着きました。とても参考になりました。ありがとう。