最低な男が、最高の未来を創った。
こんにちは、星影です。
劇場にも足を運ばずレンタル情報も全然チェックしていなかった程度の非林檎信者です。
映画『スティーブ・ジョブズ』どうやら6月3日からDVD&BDの発売開始だったようです。
iTunes Storeにも来ていたので、HDレンタルしてさっそく見てみました。
僕はかなり好きな感じでした
すでに劇場で観られた方の情報も溢れていますが、ストーリー的にはiPod登場以前の話です。ザックリ言うと『アップルコンピュータの設立からApple IIの発表、Lisaの商業的失敗、Appleから追い出されて復帰するところまでを駆け足で』という感じです。
個人的にはかなり好きな部類の映画でした。
それと同時に「まぁ一般の人にはウケない内容なのかな…」とも思いました。
人生ってだいたいこういう感じ
『ソーシャル・ネットワーク』もそうでしたが、どうにも僕は成功した企業のドロドロした人間ドラマを描いた作品が好きなようです(苦笑)創業者の保有株式の配当の話とか、CEOを巡る裏切りの連続とか、あまり表沙汰では語られないような黒い部分というのでしょうか。
「あぁ…もし自分がこの立場に立たされたらどうすべきなのだろうか?」「会社の存続を思えば仕方ないのか」「この選択は本当に正しかったのだろうか」などなど…
どうしても下さなければならない苦渋の決断や、苦虫を噛み潰す思いの連続。環境や立場は違えど、何かしら思いを重ねられる部分があるかもしれません。人生ってだいたいこういう感じですよね。
僕はそういうのが好きです。
にわか乙
とりあえず僕が言いたいのは「にわか乙」ということだけです。
最近よく御大層に「Apple系」とかなんとか掲げてる個人ブログを見かけますが、大抵iPhoneとかMacBook関連のことしか書いていません。
別にAppleの歴史をツラツラ書けということではなくて、そういう類の方たちがこの映画を見て「あんまり面白くなかった…」とか「なんでiPhoneのことやらないの?」とか言うのは、ちょっと違うんじゃねーの?という感じです。
もっと好きになろうぜ
ぶっちゃけこの映画がどこまで現実に忠実に再現されているかなんて知ったこっちゃありませんが、企業名を掲げて「好き」と公言するのであれば「そういう影の部分も含めて好きになった方がおもしろいと思いますよ」ということです。
ちなみに僕はスクウェア狂信者であって、スクウェア・エニックスの信者ではありません。信者は時としてアンチへと変貌する可能性を秘めています。市場や時代が移り変われば、人は変わっていくものです(まぁとりあえず新作出たら僅かな希望を求めてやるわけですが)。
そんな人間の心変わりを楽しめるかもしれない作品…
それが、映画『スティーブ・ジョブズ』です(キリッ
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