Macの「このアプリケーションで開く」に同名のアプリケーションが複数表示される問題の解決方法

「このアプリケーションで開く」で同名のアプリケーションが複数表示される

どうも、星影です。
昨年MacBook Airを購入してから、早いものでもうすぐ１年が経過しようとしております。

ちょうど同じ時期から、色々な勉強会にも参加するようになりまして、MBAを持ち歩く機会が非常に増えました。外でも快適な環境を使えるということで、モバイル生活に革命が起きました。

そんなMBAなのですが、少し前から気になっていたことがあります。

それは、ファイルのコンテキストメニューにある「このアプリケーションで開く」に、同名のアプリケーションが複数表示されるという問題です。

別に実害は無かったのですが、いかんせん気持ちが悪く、見るたびに何とかしたいと思っておりました。

まぁ、わざわざ調べるのも億劫でずっと放置していたのですが…先日ネットサーフィン中に、たまたま解決方法が書かれた記事を見つけまして「いっちょやってみるか！」ってことで、さっそく試してみました。

複数表示はなぜ起きる？

まずは、同名のアプリケーションが複数表示される原因について。

Mac OS X では、.plist(プロパティ リスト) と言うアプリケーション毎の設定を保存するファイルがアプリケーション内に含まれています。
しかし、.plist を必要時に毎回参照するのは現実的ではないため、設定内容を一元管理する仕組みが用意されています。

この一元管理を行う仕組み上で、何らかの原因(例えば外付けの HDD 内のアプリケーションを参照したなど)によって、1つファイルの種類に対して複数の同アプリケーションが紐づけられてしまうと、本トピックの問題が発生してしまいます。

Mac OS X Mountaion Lion の Finder で「このアプリケーションで開く」メニューに同じアプリ名が重複して表示されてしまった：解決 | ゆめとちぼーとげんじつと

とのことです。
Windowsで言うところの、拡張子とアプリケーションの紐付け的な位置でしょうか。

lsregister コマンドの実行で解決

Mac OS X Mountain Lion では、lsregister コマンド（Launch Services の情報管理を行うコマンド）を実行することで、この問題を解決できます。

1.ターミナルを起動

まず、ターミナルを起動します。

2.カレントディレクトリを変更

次に、カレントディレクトリを変更します。

cd /System/Library/Frameworks/CoreServices.framework/Versions/A/Frameworks/LaunchServices.framework/Versions/A/Support

3.lsregisterコマンドの実行

続いて、lsregisterコマンドを実行します。

./lsregister -kill -r -domain system -domain local -domain user

このコマンドで、Launch Services が管理しているアプリケーションの名前や場所のデータベースが再構築されます。

4.Finderの再起動

最後に、Finderを再起動します。

killall Finder

これで、Launch Services の新しい設定が反映され、「このアプリケーションで開く」に同名のアプリケーションが複数表示される問題が解決されます。

コマンド実行後の「このアプリケーションで開く」

以上です。

参考

Mac OS X Mountaion Lion の Finder で「このアプリケーションで開く」メニューに同じアプリ名が重複して表示されてしまった：解決 | ゆめとちぼーとげんじつと

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