短時間で高報酬をリモートワークで実現。ITエンジニアのための副業支援サービス「CODEAL」の実態に迫る

企業側、エンジニア側、両視点から見たCODEALの魅力

ITエンジニアのための副業支援サービス「CODEAL(コデアル)」を展開するコデアル株式会社。代表の愛宕(あたご)さんにお話を伺う機会をいただきました。

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ろくろ回しに応じてくれる愛宕さん

実はウチの会社でもCODEAL経由でお仕事を手伝っていただいている方がおりまして、企業にとっても、エンジニアにとっても、非常にありがたいサービスだと実感しているところでした。

筆者自身、ITエンジニアであり、このサービスを利用する企業の立場でもあります。せっかくの機会ですので、企業側の視点、エンジニア側の視点、その両方から見たCODEALのサービス内容について、じっくりと紹介させていただきたいと思います。

リモートで、高報酬で、短い時間で働ける体験を

まずは「CODEAL」とは何ぞや?という基本的なところから。

クラウドソーシングのように安く安くではない

CODEALをひとことで言うと「ソフトウェア開発に関わる人が、リモートで、高報酬で、短い時間で働ける体験を届ける」サービスです。主にITエンジニアの副業をサポートする『仲介役』のような役割を担っています。

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CODEALでは具体的に以下のような条件の業務を取り扱っています。

  • 月40時間から
  • 最低実働の1時間あたりの単価は2,500円以上
  • リモートワークが主体

本業の傍ら「空いた時間にスキルを活かして副業しませんか?」と提案。前述に挙げたとおり、最低でも「月40時間で10万円の報酬」が保証される計算です。

このような前提条件があるため、よくある「1記事300円」といったクラウドソーシングのように「安く安く」とはならないような仕組みになっています。

Webデザイナーやグロースハッカーの採用も

現在求人を出している企業は約150社。C CHANNELやminneといった若者に話題のアプリや、これから世界を目指していくスタートアップ系サービスに関わる案件などが並んでいます。

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採用まで繋がった導入事例としては、およそ60社。

ソフトウェア開発者のほか、Webデザイナーや、グロースハッカーなどの求人もあります。

例えばモックやプロットを作るのが得意であったり、Googleタグマネージャーの導入、アプリでは解析ツールを埋め込むなどなど。普段何気なくやっていることが、ある会社では強く求められている仕事だった…なんてことに気付かされるかもしれません。

ちなみにユーザー登録はGitHubアカウント連携一発でOKです。

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ヒュー!

副業に対する企業側、エンジニア側の不安

CODEALの案件は単発で終わるのではなく、継続的に続く仕事がほとんどです。例えばWebサービスの場合、運用や保守、ユーザーからのフィードバックを受け改善を続けていくなどの工程がありますから、半年以上の長いスパンになるケースも少なくありません。

そうなってくると、企業側としては「本当にこの人にお願いして大丈夫だろうか?」「開発に対する想いを共有できるだろうか?」といった心配が。エンジニア側としても「きちんとスキルが活かせるだろうか?」「ここで長く続けられるだろうか?」といった不安が出てきます。

このあたりは非常に難しい問題で、実際に一緒に仕事をはじめると数回の面接では見えてこない部分が必ず出てきます。そのようなお互いの不安を軽減させるための仕組みとして、CODEALには30日間の試用期間が設けられています。

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相思相愛になる体験を大事にしたい

企業側は30日間の試用期間を経て、副業採用するかどうかを判断した上でしか成果報酬費用が発生しない(エンジニアへの報酬は支払う)仕組みになっています。

エンジニア側としても、試用期間中に「何だか思っていたのと違う…」「ちょっと負担が大きくて続けられそうにない」と感じた場合は、業務を辞退することが可能です。

30日の試用期間業務中に、どうしても業務を続けていくことが難しいと判断した場合には、なるべく早く採用担当者の方へその旨を報告しましょう。無理やりがんばって業務を続けていても、あなたにとっても企業にとってもプラスになることはありません。

Q. コデアル(CODEAL)からの応募後、契約を結ぶときの手順はどうなるのでしょうか? | CODEAL[コデアル]プレス

この仕組みは「できるだけ長く続けてほしい」「相思相愛になる体験を大事にしたい」という愛宕さんの想いから実現されました。

「実際に働いてみてから採用を決めたい」という企業の目線、そして自身がエンジニア出身であることからも「そういった制度があると嬉しかったので」そのようなシステムにしたとのこと。

どちらの立場から見ても嬉しい仕組みになっているのは、こういった理由からなんですね。

CODEALにおけるリモートワークの実態

最初にチラッと触れましたが、CODEALの案件は基本的にリモートワークでの業務が前提となります。「基本的に」と言ったのは、企業によっては2週間に1回、週1回のミーティングなどで対面で話をする(直接企業のオフィスへ行く)ケースがあるからです。

では実際にCODEAL経由で副業を行なう場合、どういった働き方になるのでしょうか?直接伺った実例をもとにリモートワークの実態を見ていきましょう。

ミーティングの頻度はどれくらいか

対面については、大きく分けて東京(関東圏)在住の場合、地方の場合の2パターンあります。

地方の場合は物理的に厳しいこともあり、基本的に対面はありません。東京の場合、作業は基本離れた場所でやるが、2週間に1回、1週間に1回のミーティングを対面でやるケースが多いそうです。

とはいえミーティングの頻度はだんだん減っていくことがほとんど。なぜならはじめこそ環境の共有や「どういうことを大事にして製品を作ってるか」など想いの共有が重要となりますが、環境や悩んだ時に何を大事にするかといったことは、時間とともに段々とわかっていくからです。

例えばCODEALの場合だと「ユーザーの体験を最大化する」ことに一番こだわりたいので「売り上げは多少犠牲になったとしても体験にこだわろう」といった基準があります。そういった基準があれば「こういった場合にはどうするべきか」などが自然に伝わるわけです。

30日の試用期間を設けている理由はここにもあります。試用期間中に対面なりビデオ通話なりで密なコミュニケーションをしておくと、想いの共有という問題が解消され、今後のやり取りがスムーズになります。結果的に対面のミーティングは2週間に1回くらいに落ち着くとのこと。

採用側の受け入れ体制が整っているか

リモートワークをする上でキモとなるのが「採用側の受け入れ体制が整っているか」という点です。例えばソースコードやファイルの共有が容易であること、コミュニケーションを円滑に行なう仕組みを導入しているかなど。リモートワークならではの問題が多々出てきます。

これは扱う情報のタイプによって、それぞれに適したツールがあります。実際にCODEALを利用している企業がどのようなツールを使い、課題解決を行なっているのかを軽くご紹介します。

フロー型の情報

まず、流れていく情報「フロー型」の情報について。フロー型の情報としては、いわゆる「コミュニケーション」が該当します。

ここでは以下2点が重要となります。

  • コミュニケーションをログ化すること
  • 情報のやりとりをオープンにすること

導入されているツールとして断トツなのがSlackです。言わずもがなという感じですが…使い勝手や連携サービスの豊富さから、もはやエンジニア界隈では欠かせないチャットツールです。

次に多いのがChatWorkだそうです。対面が難しいケースではビデオ通話を活用するケースもあります。

ストック型の情報

フロー型に対するのが、ストック型の情報です。APIのドキュメントやミーティングで決まったことを議事録等で残しておくなどのシーンが想定されます。

こちらは、esa、Qiita、Redmineのwikiを使って書いているケースが多いそうです。

ウチではGitHubとSlackを連携しているので、Issueで情報のやりとりして、決まったことだけをwikiに書き残すといった運用を試してみたりしています。

コミュニケーションを円滑に保つための投資は不可欠

例えばデザインを決める際、ボタンの大きさや色など明確にわかるケースと、わからないケースがあります。こういった場合にビデオ通話(Skypeやappear.in, ハングアウト、ChatWork)を活用して解決したりするわけですが、リモートならではの回線速度や場所の問題が出てきます。

よく問題になるのがカフェでの作業。まわりがうるさかったり回線が不安定だったりで、なかなか話が進まないことがあります。音を拾うための音声マイクをつけるなり、リモートミーティングをする場合は静かな場所でやるなどした方がコミュニケーションが円滑になります。

コワーキングスペース、自宅の個室であれば回線が安定していることも多いでしょう。リモートワークをしっかりやるのであれば、企業側も働く側も、コミュニケーションを円滑に保つための投資を怠ってはいけません

海外在住の日本人ユーザーも

リモートワークについてのお話を伺った際に驚かされたのですが、CODEALで副業をしているユーザーの中には、海外在住の日本人の方も居るそうです。

国で言うとドイツやアメリカ、カナダなど。もちろん完全にリモートです。

昼間は学校、夜は副業

語学留学でバンクーバーに在住しているユーザーは、収入を学費にあてたり、生活費を稼ぐ手段としてCODEALを活用。本サービスの「比較的短い時間で高収入を得られる」という前提条件がカチッとハマるわけですね。

また、副業だと夜に作業するケースが多いので、日本の企業が業務をしている時間帯(主に日中)と時差がちょうど合うなど、思わぬ恩恵を感じているとのこと。

昼間は学校、夜は副業といった賢い使い方をされているようです。

ドイツにはフリーランスビザがある

恥ずかしながら筆者は知らなかったのですが、ドイツには「フリーランスビザ」と呼ばれるものがあるそうです。

これはドイツ国内の企業から一定以上の所得があるなど、条件を満たす場合に発行されるビザで、そのビザがあればドイツに居て良いという制度です。この制度を利用し、ドイツのスタートアップで働きつつ、CODEAL経由で副業をされている方も居るとのこと。

サービス開始当初は予想していなかったユーザー層だったようですが「リモート、高報酬、短時間で働ける」仕組みが、こういった様々なチャレンジのサポートにも役立っているんですね。

気になる失敗事例…

ここまでわりとアゲアゲに紹介してきたCODEALですが、もちろん失敗事例もあります。今後サービスの利用を検討される方のためにも、包み隠さずお伝えいたします。

やはり多いのが環境の問題

一番多かったのが環境の問題だそうです。チャットではなくメールでのやりとりがメインだった等でコミュニケーションがスムーズにいかなかったとか。

これに関してはCODEALとしても重要な問題であると認識。企業へのツール導入の提案などを行ない、やりとりを円滑に進めるようサポートしているとのこと。

副業の方に負担が大きくなってしまうケース

中には副業の方に負担が大き過ぎる依頼もあります。企業側がいろいろお願いし過ぎると、働き手の方が副業にあてる時間では収まらなくなってしまい、残念ながらリタイアしてしまうケースがあったそうです。

企業の方は「フルスタックエンジニアが欲しい!」などの要望を副業でお願いするのはやめた方が良いでしょう。「他もできるけど、ここ!」というように、スキルを区切って作業をお願いするとうまくいくそうです。

要件が決まってない状態での丸投げ

要件が決まってない状態で投げたいといった場合だとあまりハマりません。これはもはや副業云々関係ない気もしますが…ふわっとしたイメージしか伝えられる人しかいないと、実作業と合っていないなどの問題が発生してしまいうまくいきません。

試用期間中に連絡が疎かになってしまう場合

進捗具合の共有ができてないと企業側としては不安になります。リモートでやるとしたら連絡のうまさは求められるでしょう。

ところで進捗どうですか?

リモートワークでスキルを活かせる時代

本記事ではCODEALという副業支援サービスの実態をご紹介してきましたが、何となくどんなサービスであるか理解していただけたでしょうか。

今回はコデアル株式会社の愛宕さんに直接お話しを伺い「スキルさえあればこういった働き方もできる時代になったんだなぁ」と、改めて実感しました。

副業から中途採用へ繋がるチャンスも

最後になりますが、CODEAL利用者の10人に1人は副業から中途採用へ繋がるパターンもあるという話をしておきます。言うなれば、長期のインターンシップのような感じでしょうか。

確かに企業目線で見ると「めちゃくちゃ欲しいスキルを持っている人を、実際の仕事内容も見せてもらった上で正社員として迎えたい!」と思うのは自然でしょうし、副業をする立場としても「相性も良いし、サービスへの愛も高まってきて今の仕事より楽しくなってきた…!」なんてこともあるでしょう。

筆者の経験上、現職で仕事をしながら転職活動をするのは結構な労力がいると理解しています。

「副業」という形で自分の気になったサービスやアプリの仕事に携わるチャンスがあるのは、本当に素晴らしいことだと思います。

結果としてそのまま転職に繋がることになればラッキーですし、副業案件で本業とは別のスキルを磨いてから、新たな挑戦をすることもできます。

新しい体験の得られる副業支援サービス

「どこで働いても、短い時間からでも、高い報酬を得られる。そういった体験を届けたい」愛宕さんはこの理念を何度も繰り返し口にされていました。

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サービスへの想いを熱弁するコデアル株式会社代表 愛宕さん

コデアル株式会社が生み出すサービスは、他社のモノマネではなく、これまでにはなかった切り口で、新しい体験を提供するものでありたい。そして人々に心から喜ばれるものでありたいと思っております。

コデアル株式会社代表者挨拶 | CODEAL (コデアル)

リモートワークの実現が容易になった現在、CODEALはこの時代にマッチした「新しい体験の得られる画期的な副業支援サービス」だといえるでしょう。

もう少し前にこのサービスがあれば、筆者の転職活動もスムーズにいったかもしれません(笑)