スクラムでも残業はありますよ?Scrum Boot Camp The Talk 春の増刊号 に参加しました!

Scrum Boot Camp The Talk

Scrum Boot Camp The Talk 春の増刊号

こんにちは、星影(@unsoluble_sugar)です。
6月21日(金)に開催された「Scrum Boot Camp The Talk 春の増刊号」に参加してきました。

Scrum Boot Camp The Talk 春の増刊号 - スクラム道

会場は、品川シーサイドにあるバンダイナムコスタジアムさん!

株式会社バンダイナムコゲームス

実は僕の実家がこの辺りなので、見慣れた建物だったり…w

中に入ったのは今回がはじめてです。
月並みな感想ですが、ロビーを見ただけでも「自由な発想が生まれそうな空間だなぁ」と感じました。

「Scrum Boot Camp The Book」を題材にしたイベント

本イベントは、書籍「Scrum Boot Camp The Book」を題材に、本を読んで疑問に思ったことや、自分の現場でスクラムをやろうとして悩むことを質問したりして、スクラムについての理解を深めていくための場です。

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

僕は少し前からアジャイルに興味を持ちまして「アジャイルサムライ」や「アジャイルレトロスペクティブズ」などを読んでいたのですが、より実践的なものを学びたいなぁと思い、今回のイベントに参加させていただきました。

イベントは壇上での質疑応答形式!

本イベントでは「Scrum Boot Camp The Book」の著者である、西村直人さん率いる「スクラム道」の方々と、質問者が壇上に上がって対面する質疑応答形式で行われました。

スクラム道

こういう形式のイベントははじめてでしたが、せっかくの機会ということで、思い切って壇上に上がり質問をさせていただきました。

スクラムメンバーをその気にさせるには?

当日参加されていた方々は、実際にアジャイルやスクラムをプロジェクトに取り入れている方々がほとんどでしたが、僕はこれまでそういったプロジェクトを経験したことがありませんでした。

なので、プロジェクトのはじめの段階として「これまでアジャイルやスクラムを経験したことのない開発メンバーに対し、各々が積極的に発言・行動していくという意識を持たせるには、どのようなアプローチをかければ良いか?」という旨の質問をさせていただきました。

まずは小さな成功体験の積み重ねから

西村さんからのアドバイスとしては、いきなりスクラムでプロジェクトを始めるのではなく「小さな成功体験を積み重ねていくところから始めるのが良い」というご意見をいただきました。

これまでスクラムを経験したことのないメンバーというのは、やはりスクラムやアジャイルに対しての疑念であったり、各人の思いというものも薄く、なかなかうまく立ち回らないケースが多いようです。

そのため、まずは小規模プロジェクトや社内システムの改善などで、少しずつ成功体験を積み重ねる。そうすることによって各々の積極性や「もっと良くしていきたい」という思いを根付かせることができるのではないかと。メンバーがそれぞれ考えて行動するようになってくれば、プロジェクトにスクラムを取り入れることになっても変に萎縮することはなく、自然と取り組んでいけるはずだと。

確かにいきなりスクラムでやって、よくわからないままプロジェクトがコケたらへこんでしまいますね。そして小さな成功体験に加えて「なぜこのやり方でプロジェクトをやっているのか?」という点についても、メンバー各々が理解する必要があるのだと思いました。

新卒入社の新人くんも

少し驚いたのが、今年度に新卒採用で入社した新人くんたちが、このイベントに参加していたことです。最初の子はスクラムの話というよりは「新人としてプロジェクトに参加する際の立ち回りをどうしたら良いか」的な話になってて非常におもしろかったです(笑)

また、大学時代からアジャイルやXPを学んでいるという子の「XPとスクラムではどちらが良いのか?」という質問も興味深かったです。これについては書籍でも触れられているとおり「どれかひとつの手法にこだわるのでなく、自分たちに合ったやり方を少しずつ取り入れていく」というのが良いようです。

スクラムでも残業はありますよ?

まぁ当たり前の話ですが、終わらなければスクラムだろうがなんだろうが残業はありますよ、というお話(笑)会場でも挙手でアンケートをとったのですが「残業全然ないよ!」という方は、約40名の参加者中わずか2名…

やっぱり残業があるということはプロジェクトうまく回っていないということで、色々な問題や妨害をスクラムマスターがいかに解決していくかが課題となりますね。そういう意味では、実際にスクラムでうまくいっている方々のお話も聞きたいなぁ、と思いました。(今回は悩み相談が多かったので)

開発者はもっとイベントに行こう!

今回のイベントは、参加者が壇上に上がって質疑応答する形式というもあり、現場の生の声がたくさん聞けました。約3時間におよぶ長丁場となりましたが、本当にたくさんの事例を耳にすることができました。まぁ、皆さん苦労されてるんだなぁ…と(笑)

というわけで、アジャイルやスクラムに興味のある方は、ぜひともイベントに参加してみましょう!

他の会社の現場ではどのような取り組みを行なっているのか、情報交換や自分自身の理解を深めるためにも大変有効な手段ですよ。

関連書籍

今回のイベントの題材となった「Scrum Boot Camp The Book」ですが、文体も読みやすくストーリーに沿ったイラストが要所要所に挟まれており、スクラム導入のイメージがしやすいのが特徴です。スクラム導入時に陥りやすいポイントや、よくある悩みどころも豊富に書かれているため、これからスクラムの導入を検討されている方に読んでいただきたい一冊です。

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

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関連書籍を読み合わせることにより、アジャイルへの理解が深まりそうです。

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参考

スクラム道