ROBOTICS;NOTES クリア後の感想・考察

ROBOTICS;NOTES 完クリ

完クリしたよ

結構時間かかっちゃいましたが、完クリしました。
きちんと読み進めながらだと、30時間くらいですかね。

トロフィーコンプについて

今回はPS3版を買いました。箱○の実績と内容は一緒ですかね。

トロフィーで面倒なのは、ジオタグとツイぽの返信くらいでした。
CGもストーリーに沿っていけば自然と集まったので、その辺りの難易度はシュタゲと同レベルかな。

クリアしてみて

そこそこ「うおぉおおおーっ!!」って展開もあったのですが、ちと消化不良気味です。
比べるのもいかがなものかと思いますが、やはりシュタゲほどの名作ではないかな…って感じです。

拡張現実とかロボットとか種子島宇宙センターとか…キーワードでかなり期待していた分、空回りに終わってしまったかな、と。

 感想とか考察とか

色々と言いたいこともあるので、感想を交えて考察とか書いてみました。

個人的によく分からなかった点とか多いので、説明間違ってたり、そこはこういうことなんじゃね?って部分はコメントいただけると嬉しいです。

以下、完全に ネタバレとなりますので、未プレイで楽しみにとっておきたい方は今すぐブラウザを閉じるんだ。
凄く…長いです…

ストーリーについて

もうこれは色々なところで言われているかもしれませんが、後半のストーリーの破錠っぷりが半端ないです。

特にガンつく2の昴の事故が起きたあとから、万博出場までの流れが意味不明です。

大人が誰も居ない という状況で起きたガンつく2の転倒事故ですが、ミッチーがロボ部に対して土下座するとか、その辺りの演出までは凄く良かったです。

ただ、昴の退院後、昴の家に謝りに行くシーンが不自然。

道中、先に謝りに行った淳和に出くわすわけですが、淳和から事情を聞いたら謝りに行くの辞めるとか意味不明。部長としての責任があるとか言って向かったのに何でそこで辞めてしまうのか、またトラウマになりかねないほどのショックを受けたはずの淳和に対してのフォローも一切無し。挙句の果てには「やっぱり夢を諦められないからウチらだけでも万博に行く!」って、こいつどんな思考だよ。

そしてこれまで散々聞かされてウンザリだった「キルバラで俺に勝ったら(ry」でわざと負けるカイ。いくらなんでもそりゃ無いでしょ…

極めつけはロボ部の廃部決定による、ROBO-ONE準優勝時の100万円復活。
解体されることになったガンつく両機も、ドクが来たから解体は無しで万博出られるとか、もう無茶苦茶です。

万博ではスポンサー降りたはずのスペースアメ社長も普通に支援復帰してるし何なの。

あと世界線変動率について、作中で語られることは一切無かったです。
ファンディスクへの伏線だったら良いんですけどね。

ロボがダサい

「ROBOTICS;NOTES」というタイトルの割りに、登場ロボが少ない。
町中で活躍しているロボの描写が文中のみで、世界中で普及している感が無いです。
身近に感じられたのは、ROBO-ONEとHUGくらい。

そして肝心の主人公たちが操作することになるロボのデザインがダサ過ぎて応援できない。

せっかくARがあるんだから、最終決戦のスーパーガンつく1も、AR表示でガンヴァレル出せば良かったんじゃないかと思う。沈黙の兵器もあるわけだし、ポケコンで見なくても肉眼で見た目格好良くするだけで、最終決戦の印象はだいぶ違ったかと。というか、今まで散々見た目が大事とか言ってたあき穂が、最終決戦ではだんまりになってたところが納得いかない。

キルバラに登場する機体に関しては、どれも格好良かったです。
やっぱりガンヴァレルは良いですね。個人的には、ガドガードのライトニングっぽくて凄く好感が持てます。最終決戦でバリバリ活躍して欲しかったんですけどねぇ…

ツイぽ返信での分岐システム

ウンコ。
スキップすると返信のタイミング逃す。

何より日を跨ぐと前日のつぶやきが消滅するのが痛過ぎる。

FF(ファストフォワード)とは何だったのか

現実のおよそ5分ほどを、主観時間で1秒ほどに圧縮して体感するという、あき穂の能力(発作)。

現実のおよそ1秒弱を、主観時間で30秒ほどに引き伸ばして感じられるという、カイのスローモーは後半乱発しまくってフル活用していわけですが、何とかFFと組み合わせて協力プレイみたいな形に出来なかったものかと…

てっきりあねもね号集団失神事件の被害者で、他にも特殊能力を持ったキャラが300人委員会にも居て、能力バトルが始まるのかと思ってた。

単に「厄介な発作」という設定で良ければ、別にFFの能力付加は要らなかったんじゃないですかね。

モノポールとは何だったのか

何だか良く分からんけど、凄いエネルギーが生み出せそうだから、ガンつく2に載せようぜ!というところまでは、まぁ分かる。

ただその使い方が、スライスしてモーターに使うだけで、「ガンつく1より歩くのが早くなった」というのには正直白けた。

誰にも知られないようにするとか言う割りには、ドクに仕事依頼したり、まわりの工場仲間に安易に手伝ってもらったりと、どんだけ気ぃ抜けてんだよ。

ドクが実は300人委員会側の人間だったり、工場仲間が世間に公表したりしないかとか、ちょっと考えただけでもリスクがデカいだろ。

また、モノポールが空から降ってくる仕組み関しての言及が一切無い。

君島レポートにも記載は無いし、本人の口からもモノポールについての説明が無くて、結局何のために作ってたのか不明。君島の実験証明の一貫という事だとしても、何かしら説明は欲しかった。

とにかくこんな得体の知れない物を万博に持って行くとか頭おかしい。

天王寺綯は何者だったのか

最初の登場シーンでシュタゲ思い出してマジで殺されるかと思った。絶対300人委員会側の人間だわー死んだわー…って。

水着姿でのイチャラブで、シリアス感ゼロのまま終わった時は、ディスク割りそうになりましたね。えぇ。

てっきり澤田きゅんの味方組織の人間かと思ったけど、結局最後までその正体は分からず仕舞いでモヤモヤ。

単に上へ意見を通すのが強くて、近接格闘に長けたスレンダーボディで、主人公をたぶらかす小悪魔系お姉さんってことでFA?

瑞榎さんの死

ガンヴァレルのスッタフ13人死亡とか、キルバラ上位3人全員死亡とか、ゾクゾクする描写が多かったわけだけど、やっぱり作中で一番重かったのは瑞榎さんの死ですね。

途中まで、この人を殺す意味はあったのかと疑問に思っていましたが、これはミサ姉の行動を止められる可能性があったので、かごめかごめで君島が殺したって事なんだよね?

このときのミッチーは凄く良かった。昴の件も含めて。

君島コウの死体を移動したのは誰か

ミサ姉ではない。瑞榎さんでもない(ニュースで知ったとか言ってたし)。
という事であれば、300人委員会の息のかかった者によって処理された、というのが妥当なところだろうか。

これも結局最後まで明かされず仕舞い。うーん…

その目、だれの目?

カオヘのキャッチコピー。
最初のゲジ姉(愛理?)の一言だけで、後半も特に言及なし。

オリジナル愛理について

解凍があまりにもチョロ過ぎる。
10年間冷凍睡眠状態で、解凍の技術なんて確立されてないんでしょ?

無事解凍できても何らかの後遺症とか残って昏睡状態とか、昏睡状態でもARアイリとしてネットワーク上に復活とかの方が自然じゃないのかな。

そのあと特に不便なく普通に活動してるし、愛理の病気って結局何だったの…

最終決戦前の緊張感

ロボ部や島のみんなが集まってスーパーガンつく1作るわけだけど、集まったみんなのノリが軽過ぎる。

ロケット発射までの時間に猶予があることで、調布空港からの緊張感が一気に冷めた。
ミッチーの車で空港向かう時のCGがギャグっぽかったりした点もちょっとね…

全編に渡って言えるんだけど、どうも場繋ぎの仕方に違和感を感じる。
シーン間の中だるみが多かったです。

最終決戦直前のキスシーン

要らない。

これまでカイとあき穂の恋愛描写は一切無かったのに、ここでキスシーン盛り込んだのは無理がある。作中そういう描写あり気でなければ、まったく感情移入できない。

なんで入れちゃったんでしょうか。

空中ロボ軍団の描写

ビビったのは昴のお父さんだけ?
そのあとは特に何もなかったし、結局これは島を封鎖するための威嚇のようなものだったのかな。

最終決戦の決め手

最後までパイルバンカーゴリ押しかよ、って感じ。
結構パイルバンカー連発してたけど、そんなに耐久力あったんですね。

そもそもスーパーガンつく1の武装で、SUMERAGI&KAMINAGIの機動力に対して、あそこまで渡り合うってのはご都合主義にも程がある。

結局スローモー連発で倒しちゃうし、アンチ君島ウイルスも澤田きゅんから送られてきたのを発射するだけのお仕事だし…

沈黙の兵器がスローモーのチート化ツールになっちゃったのにもガッカリ。ミサ姉と君島コウに愛理の幻見せて精神的ダメージを与えるとか、もう少し有効な使い方出来なかったのだろうか。

あと「奥の手があるじゃないか」という振りで、昴の事故のようにスーパーガンつく1を前のめりに倒してKAMINAGIを押し潰すのかと思った。

淳和、昴と、ロボに押し倒される描写があったわけだし、最後もそれを踏襲しても良かったんじゃないかな。むしろそうでもしないとロボ部全員で勝ったという気がしない。

カイ的には、ミサ姉との一騎打ちって事で締めてたわけだけど、これならフラウ√の最終戦の方がよっぽど熱かった。

君島倒しても何も解決しなくね?

イルミナティとかタヴィストック研究所とか、300人委員会には組織がたくさんあるんだから、いくらでもプロジェクト遂行できるわけで、君島倒したところで根本的な解決にはなってないよね。

世界を救ったのはオタクなのか

ロボ部の部員で「オタク」だったのは、あき穂とフラウぐらいな気がした。

あき穂はガンヴァレル好きで、ロボットが大好きという「ロボアニメオタ」描写が全編を通して描かれていたので、まぁ納得できる。
某仮面の赤い人のセリフを口走るというのは、正直媚び過ぎてる感じがして嫌だった。ガンヴァレルの劇中のセリフを使うとか、もっとオリジナル感を出したほうが好感を持てる。
このご時世、そこら中でパロネタが蔓延してるので、そろそろウンザリですよ。

フラウちゃんはどうみてもオタクです。本当にありがとうございました。

カイは「格ゲーオタ」の設定なんだろうけど、やってるのはキルバラくらいだし、その辺のポケモンにハマってる小学生レベルにしか感じられなかった。
というか「ロボットはそんなに好きじゃない」という設定のせいで、ロボ部の活動に関心が無く、プレイヤーの感情移入率もダダ下がりかと。

昴は「ホビーロボオタ」なのかな…?
父親に禁じられているという設定に邪魔されて、オタクと呼ぶにはイマイチかな。設計に長けている点は良いと思うけど。

淳和に至っては、空手くらいしか特徴なくて、キャラも少し弱かったかな…最終決戦では銃座に座ってレーザーあててるだけだし。淳和√は泣いたけど。
淳和のモーションでキビキビ動くガンヴァレルとか見たかったなぁ…

「世界を救うのはヒーローじゃない――オタクだ。 」
このキャッチコピーについては、いまいち納得出来ない終わりでした。

インパクトが足りん!

とにかくこの一言に尽きます。全編を通して、盛り上がりに欠ける。

色々と広がりそうな設定が散りばめられているにも関わらず、それらにほとんど触れることなく 淡々と進んでいく。これから核心に迫っていきそうなモノでも、これ以上の詮索は無理そうだから諦めるか、みたいな丸投げがあまりにも多くて残念でした。

キャラクターの感情表現も、3Dモデリングによって削がれる面もしばしば。ところどころ1枚絵も出てくるし、愛理や君島コウなど一部の登場キャラクターを除けば、主要キャラクターを3Dモデルで表現する意味はあまり無かったのではないでしょうか。

科学アドベンチャーシリーズ前作のシュタゲが良かっただけに、ちょっと期待し過ぎてしまったかもしれません。単純に比較するのもアレですが、もう一捻り欲しかったというのが正直な感想です。

シリーズ1作目のカオヘは未プレイなので、そちらもいずれ手を付けてみたいと思います。
それでは(∩´∀`)∩

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  • 匿名

    お、おう

  • 匿名

    各作品の本質と繋がりを考えず個々の作品としてプレイしてる人の感想はこんなもんか

    • ぜひとも「こんなもん」ではない、ご高説を賜りたいですね。